
10月20日から放送される連続テレビドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)で、型破りのフランス料理シェフを演じる木村拓哉。木村にとって、2017年1月期に放送された『A LIFE』以来、2年半ぶりとなるTBS日曜劇場枠出演となるため、気合の入りようはこれまで以上のようだ。
「キムタクのドラマと言えば、1話5000万円ともいわれる制作予算ですが、今回は異例のフランス・パリでの撮影を敢行。しかも地元で30年以上にわたって3つ星を獲得し続けている名店『ランブロワジー』を舞台にしており、それら滞在費などすべて込みで1話あたり5000万円を超える予算を投入するともいわれています。これらはすべてドラマの“数字”にかかっており、少なくても最終回視聴率が16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に終わった『A LIFE~愛しき人~』を超える数字をマークすることは、最低限の目標といえるでしょう」(芸能記者)
これまで何度も限界説が取り沙汰されてきた木村だが、今年公開された映画『マスカレード・ホテル』が興行的にも成功を収めるなど、人気復活をアピール。そんな木村の支えになっているのが、妻の工藤静香と娘でモデルのKoki,の存在だ。
「良くも悪くも工藤とKoki,は、キムタクの話題づくりに一役買っています。工藤は自身のInstagramにたびたび写真とコメントを投稿し、キムタクのことには触れないものの、どこか家庭のことを匂わせてキムタクファンの顰蹙を買っています。ただ、その工藤本人の不人気ぶりが、夫であるキムタクの人気を上げている側面があるかもしれません。
一方、Koki,は父のフランスロケのために自ら堪能なフランス語を伝授したという話を『女性セブン』(小学館)が報じました。いまだツーショットのないKoki,は、木村にとって“最終兵器”ともいえる存在でしょう」(同)
「そんな父娘のツーショットが年内にも実現するかもしれない」と語るのは、ある芸能界関係者だ。
「昨年台湾で開催されたファッションショー『ASIA FASHION AWARD』に木村が出演し、EXILEのAKIRAと結婚したリン・チーリンと共演して話題をさらいました。今年は11月にそのショーが開催され、木村も登場するという話になっているのですが、そこに娘のKoki,も出るのでは、という噂が出ているんです。あくまでサプライズなので、今後の状況次第ではどうなるのか未知数なんですが……。
ただ11月末といえばちょうど『グランメゾン東京』が佳境のタイミング。そこで日本でもキムタクとKoki,との父娘初ツーショットが報じられれば、またぐっと注目を集めることは間違いない。木村にとって“令和初主演ドラマ”の盛り上げに娘が一役買うかもしれません」
もし“奇跡の共演”が実現すれば、ドラマにとってこれ以上ない宣伝になるだろう。
(文=編集部)