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金属バット問題でお笑い界の差別ネタが次々表面化か…「笑ってる観客が問題」との指摘も

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金属バット プロフィール|吉本興業株式会社」より

 吉本興業所属のお笑いコンビ・金属バット(小林圭輔・友保隼平)が、かつて披露したコントの内容をめぐって大炎上している。エイズなどの差別的なネタを繰り広げており、批判が殺到しているのだ。

 問題になっているのは、2012年にユーチューブに投稿された動画で、金属バットのステージを映したもの。コントは“見分けがつかないマナ・カナ”を茶化すという内容で進んでいく。

 このネタについて、日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス代表の高久陽介氏は、ウェブメディア「BuzzFeed」の取材に「ショックというよりも呆れた」とコメントしている。また、観客から笑い声が上がっている点に触れ、「いまだに、エイズに対して、蔑んだりバカにされて当然のものだと内心思っている人がいる」と語っている。

 ネット上でも厳しい意見が噴出しており、「聞くに堪えない最悪のコント」「お笑いの命である品性が欠けている」「こんな差別芸に頼らざるを得ない力量しかないのだろう」「ツービートや爆笑問題は暴走しているように見せても一線は越えてないし、ツッコミがうまく機能してるから成立してた」「このコンビより、笑ってる観客のほうが問題」といった批判が相次ぐなど、大炎上している。

 芸人の炎上といえば、つい先日もワタナベエンターテインメント所属のお笑いコンビ・Aマッソ(加納・村上)がイベント中の発言で批判を招いたばかりだ。プロテニスプレイヤー・大坂なおみ選手に必要なものについて「漂白剤。あの人日焼けしすぎやろ!」と表現し、「露骨な差別表現」「なんでこれで笑い取れると思ったの?」と批判が殺到した。

 ワタナベエンターテインメントは「ダイバーシティについて配慮を欠く発言を行った」として公式サイトに謝罪文を掲載する事態に。Aマッソの2人も「笑いと履き違えた、最低な発言であったと今更ながら後悔しています」(加納)、「考えればわかるはずなのに多くの人を傷つける発言をしてしまいました」(村上)と、それぞれ直筆で記している。

“肌の色”をめぐる差別的なネタとしては、バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)のコーナー「笑ってはいけない」の大炎上が有名だ。2017年末の放送でダウンタウン・浜田雅功が顔を黒く塗り、アメリカの俳優エディ・マーフィが演じた映画のキャラクターに扮して登場すると騒動に。浜田の“ブラックフェイス”は海外でも報じられるなど大問題に発展した。

 ちなみに、Aマッソの件が飛び火したかたちで、金属バットの過激な“人種ネタ”も非難の対象となっている。昨年12月に東京・新宿のルミネtheよしもとで行われた漫才ライブで披露された内容で、小林の「日本人は人間にあらず。イエローモンキーなのである」といった発言が「Aマッソよりひどい」「単なる差別芸」と炎上しており、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正氏はツイッターで「さすがにもうやらないだろうけど、あんなネタやってたら日本のお笑い死ぬよ」と苦言を呈している。

 コンプライアンス意識が高まっている現代。芸人には改めて観衆が求める正しい“笑い”づくりに挑んでほしい。

(文=編集部)

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