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GU、“超絶にダサい”買ってはいけない服5選

文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」 from A4studio
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GUの店舗(「wikipedia」より/わたらせみずほ)

 日本のファストファッションブランドの王者として君臨する「ユニクロ」の、姉妹ブランドとして「GU(ジーユー)」が誕生したのは2006年のこと。老若男女が着られるベーシックデザインを主とするユニクロに対して、「YOUR FREEDOM自分を新しくする自由を。」というコンセプトを掲げるGUは、世界的トレンドの“攻めのデザイン”を取り入れていることも多いのが特徴だ。

 そんなGU、2018年8月期には売上収益が2000億円を突破し、現在、店舗数は422店(2019年5月31日現在)まで増やしているが、往時のブームが去り、勢いが衰えてきているという声が上がっているのも事実。ユニクロと共同開発した着こなし検索アプリ「StyleHint」を9月にリリースするなど、固定ファンの満足度を高め、新規ファンを獲得するための施策にも余念がない様子だが、再び勢いを取り戻すことはできるだろうか。

 そして、前述したGUの“攻めのデザイン”は、諸刃の剣とも言える。ファッション慣れしていない人が着ると、若々しく見えすぎたり、ともすればダサく見えてしまったりすることもあるからだ。

 そこで今回はGUの秋アイテムで、おすすめできない服をセレクト。「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が「この秋、買ってはいけないGUの服5選」を選び、恋愛コラムニストで10年以上のファッションライター経験もある堺屋大地氏に、おすすめできない理由を解説してもらった。

【この秋、買ってはいけないGUの服5選】

 今回、以下の3つを基準として選定した。

・ファッションビギナーが着るとダサくなる可能性が高いこと

・“最先端のおしゃれ”すぎて一般ウケしない場合があること

・無理に若ぶっているように見えるなどして女子ウケが悪いこと

 では、「買うべき・買ってはいけない調査班」が選んだ「この秋、買ってはいけないGUの服5選」を紹介していこう。

マウンテンパーカ(カモフラ柄)/3990円(税別、以下同)

 採用しているリップストップ素材は高密度でハリ感があり、アウトドアアウターとしての機能性を備えているのはもちろん、風よけのために高めにした襟はスタイリッシュさもあるので、街コーデにも使える。カラーバリエーション(カラバリ)はカモフラ柄以外にもブラック、ブラウン、ネイビーがあり、計4色展開。

「まず、誤解なきようにお伝えしておきたいのは、『買ってはいけない』のはカモフラ柄のみで、ブラック、ブラウン、ネイビーのマウンテンパーカはいいアイテムだと思います。この買うべき・買ってはいけないシリーズではもはやお馴染みとも言えますが、カモフラ柄は『買ってはいけない』の大定番。この手のカモフラ柄アイテムを着ると“イキッた中学生”のように見えてしまい、大人男性が着るには適していません。百歩譲って、このカモフラ柄がヴィンテージ感のある色褪せやかすれた風合いならばまだマシでしたが、色味がしっかり出ているのでダサさが増していますね」(堺屋氏)

中綿スタンドカラーブルゾン(コンパクト)/2990円

 保温機能のある中綿を使用し、軽さと温かさを両立させている中綿ブルゾン。襟が立っているという意味のスタンドカラー仕様のため、首元まで温かく、デザイン的な特徴にもなっている。表地には撥水加工を施してあるため、少々の雨ならば気にする必要はない。カラバリはライトグレー、ブラック、カーキ、ネイビーの4色展開。

「『買ってはいけない』理由を一言で言うなら、おじさん臭いから。特にカーキは、おじさん臭さが一番強いので、絶対に買わないほうがいいと思います。ただし、カーキ以外ならOKだというわけでもなく、そもそもの素材感が安っぽい印象のため、安かろう・悪かろうを体現したようなアイテムになってしまっていますね」

マリンボーダークルーネックセーター(長袖)(レッド)/990円(※値下げ後価格)

 ボーダー柄のセーターで、肩部分と袖部分に装飾的な編みを施してあるのが特徴。スリットを入れたストレートなシルエットもポイントだ。カラバリはレッド(レッドとホワイトのボーダー)以外に、オフホワイト(オフホワイトとブラックのボーダー)、ブラック(ブラックとホワイトのボーダー)もあり、計3色展開。

「赤白ボーダーは漫画家・楳図かずお先生のアイコンとなっているため、楳図先生のコスプレをするとき以外は、避けたほうがいいと思います。鬼才とも言える楳図先生はご自身の作風と相まって、先生自身がもうアートの領域なので赤白ボーダーを着こなせていますが、一般人が着こなすのは相当難しいということですね」

フランネルチェックシャツパーカ(長袖)/1990円

 チェックシャツに、切り替えで異素材のフードを加え、パーカに仕立て上げている。採用しているフランネルは柔らかな風合いと心地よい肌触りの素材。アームホールを広くしているため、秋のライトアウターとして活用できる。カラバリはオレンジ、イエロー、ネイビーの3色展開。

「そもそもチェック柄シャツというのが、大人男性にとっては着こなしが難しいトップス。一歩間違えるとオタクファッションのようになってしまいます。そして、このアイテムはフードが付いていることが特徴となっているわけですが、かなり若者を意識したデザインワークともいえます。言葉を選ばずに言うなら、大人男性が着ると“おしゃれデビューしたばかりの芋っぽい中学生”のようになりかねませんね」

フランネルビッグシャツ(長袖)Bugs Bunny+X/2490円

 ワーナー・ブラザースのマスコットキャラとして世界的人気の高いバッグス・バニーとコラボしたアイテム。フランネル素材を使用したビッグサイズのチェック柄シャツの背中に、1940年代のレトロテイストを再現したバッグス・バニーのフェイス・グラフィックをあしらってある。カラバリはダークグレー、ベージュ、ブルーの3色展開。

「かわいらしいバッグス・バニーが背中にデカデカとあしらわれたシャツを、30代以上の大人男性が着るのはさすがにキツい。いや、20代の若者が着たとしても、正直これはダサいと思います。同様にバッグス・バニーが背中にあしらわれたデニムジャケットもありますが、こちらも絶対に買わないほうがいいでしょう。ちなみに一応断っておくと、バッグス・バニーというキャラ自体がダサいと言っているわけではありません。『買ってはいけない』のはGUのデザインの悪さが原因。バッグス・バニーとコラボするなら、胸元にワンポイントだけ入れるなど、さりげないデザインワークにすべきだったと思います」

 GUは若者をメインターゲットとしていることもあり柄物アイテムが多いが、大人男性が柄物を選ぶと着こなしの難易度が上がるのかもしれない。GUでも無地アイテムを中心に良品は数多くあるため、冒険してダサいと思われるぐらいであれば、無難な無地ものを選ぶのがいいのではないだろうか。ぜひ秋コーデの参考にしていただきたい。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」 from A4studio)

※情報は2019年9月7日現在のものです。

A4studio

A4studio

エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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