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城島結婚“抜け駆け報道”と“レプロ、文春に事実上勝訴”の背景にある“暗黙ルール”崩壊

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TOKIOのリーダー、城島茂。1970年生まれの48歳。

 連日ネットを賑わせているさまざまな芸能ニュース。その裏側では、メディア側とタレント側との駆け引きも行われている。

 たとえば、9月28日午前0時半にファンクラブ向け会員サイトで発表された、TOKIOのリーダー・城島茂の結婚。公式発表前の27日の夜の段階で「週刊文春デジタル」がすでにこの結婚を報じていた。

「実は、27日の夕方くらいまでには、ジャニーズ事務所と付き合いのあるほとんどのメディアが城島結婚の情報をつかんでいました。とはいえ、特にジャニーズ事務所所属のタレントに関するニュースの場合、公式での発表を待って報じるというのが“暗黙のルール”なので、多くのメディアは黙っていたんです。しかし、27日の午後6時過ぎに大洋図書の『実話ナックルズ』編集部のツイッターが〈おーい。明日の昼間、TOKIOメンバーの重大発表あるらしぜ!〉と匂わせツイートをした。それに続いて、『週刊文春デジタル』も報じたわけです」(フリーランスのベテラン芸能記者)

 いわば、一部のメディアによる“抜け駆け”があったということだ。

「文春もナックルズも、ジャニーズ事務所の“御用メディア”ではないので、暗黙のルールを守らなければならない理由はない。そういう意味では抜け駆けなどではなく、この2メディアにとっては“当然のスクープ”なわけですが」(前出・ベテラン芸能記者)

“自分たちにとって都合がよい情報”を流通させる

 ネット発のニュースがそこまでの力を持たなかったひと昔前であれば、こうしたメディアも、「ネットで先行して報じれば雑誌の売り上げが落ちてしまう」と考え、たとえスクープを仕入れても、雑誌の発売日まではそのスクープを報じなかった。ゆえに芸能事務所も、あくまでもスクープ系週刊誌の「発売日」さえ気にしていればよかった。しかしネットニュースが力を持ち、雑誌の売り上げも下げ止まった現在では、そのニュースのバリューによっては、スクープ系メディア側も雑誌の発売日など関係なくネットで報じるようになってきている。

「ネットニュースの一般化によって、芸能マスコミの暗黙のルールはどんどん崩れてきている。週刊誌がネットに抜け駆けスクープを掲載することもあれば、タレント側が週刊誌に取材されたことをSNSで報告して、先回って釈明することもあります」(前出・ベテラン芸能記者)

 かつては、芸能人のスキャンダルが週刊誌に掲載される場合、その掲載号が発売されるまで、本人は言及しないという暗黙のルールもあった。しかし今となっては、そういったルールも無視されるようになっているのだ。

「ネガティブなスクープだった場合、タレントとしてはできるだけ早く弁明しておきたいというのが本音なので、先回りするのも仕方ないことでしょう。しかし、たとえば熱愛であるとか結婚であるとかのポジティブなニュースであっても、先回りで報告してスクープを潰すことが増えている。タレント本人がSNSで報告するならまだいいんですが、事務所サイドが関係性の強いスポーツ紙に情報をリークして、スポーツ紙のスクープにしてしまうことさえあります」(メディア関係者)

 芸能事務所と週刊誌、そしてスポーツ紙の間で保たれていた“微妙なバランス”がいつの間にか崩れ、“先に言った者勝ち”のような様相を呈しているのだ。

「持ちつ持たれつの馴れ合いがなくなったという意味では“自由な報道”が可能となるわけで、それはそれで歓迎すべき側面もある。しかし一方で、“真実”が伝えられるより前に、いかに“自分たちにとって都合がよい情報”を流すかということが重要視されるようになってきています。何が本当のことで何が間違った情報なのかもよくわからなくなり、特に大きなニュース、スキャンダラスなスクープになればなるほど、報道状況はカオス化しやすくなっている印象がありますね」(前出・メディア関係者)

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