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城島結婚“抜け駆け報道”と“レプロ、文春に事実上勝訴”の背景にある“暗黙ルール”崩壊

文=編集部
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レプロは文春に事実上の勝訴

 その一方で、SNSなどでは一般ユーザーたちが芸能ニュースについて自由に発言しているが、その内容が芸能マスコミに影響を与えることも少なくない。

「一般ユーザーたちは、もちろん“真実を知りたい”との気持ちで動いているのでしょうが、と同時に、“こうあってほしい”という願望ベースのコメントをしがちです。さらに、そういった一般ユーザーの気持ちに寄り添った記事を書けば、多くのPV(ページビュー)を狙いやすいという現実もある。つまり、“ネット世論”に沿った記事を作ることこそが、より多くのページビュー獲得に繋がりやすくなっているんです。読者の“願望”を反映した記事が増えた結果、何が真実で何が嘘なのか、なおさらわかりにくくなっているわけです」(前出・メディア関係者)

 そのような意味で“真実”が見えにくくなっている事例の代表的なものが、のん(本名・能年玲奈)による、前所属事務所レプロエンタテインメントからの独立騒動だという。

「能年が独立する際、レプロが本名を使えないようにしたなどと報じられると、ネット上では能年擁護の声が高まり、レプロを悪者とするニュース記事も少なくなかった。そんななか、レプロによる能年への“パワハラ”を報じた2015年の『週刊文春』の記事に関し、レプロは発行元の文藝春秋などを名誉毀損で提訴。4月の一審判決、そして東京高裁によるこの9月の二審判決でも、『事実と異なる報道があった』として事実上レプロは勝訴、文春側に損害賠償が命じられました。

 しかし相変わらずネット上では、この件ではレプロこそが一方的に悪者なのだという声が多く、それがなかば既成事実化しています。芸能ニュースとしても、ネットユーザーの世論に近い記事のほうが読まれやすい面があり、この裁判の動向にかかわらず、やはり能年擁護の記事が多い。こうした構造によって、“真実”がないがしろにされがちな現状もあるんですよね。報道として少々ゆがんだ側面があるのは事実だと思います」(前出・メディア関係者)

 ネットが主戦場となったことで、以前には存在した“暗黙のルール”が崩れ、混乱期を迎えている感のある芸能マスコミ。真実を伝えることよりもより多く読まれることが優先された結果、記事の内容が恣意的にねじ曲げられたこともなくはないだろう。芸能ニュースを受け取る側の一般ユーザーは、これまで述べてきたような状況を把握したうえで、何が真実で何がそうではないのか、しっかりと見極める必要がありそうだ。

(文=編集部)

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