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「食べログ」のブラックボックス…“広告費と評価点数”の知られざる関係

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 試みに銀座エリアでランキング検索すると、満点の5.0や4.0以上の店が並び、予約困難な店という口コミが目立つ。こうした店は「食べログ」に頼る必要のあるはずもなく、広告費は払っていないのだろう。同じ銀座エリアでも標準の検索だと、3点台の店が並ぶ。

「パソコンで見る場合でも特に意識して『ランキング』をクリックしない限り、『標準』で見ることになります。多くの人はパソコンではなくスマホで見ますが、その場合、『標準』でしか見ることができません。スマホで『ランキング』を見るには、『食べログ』の有料会員にならなければなりません。全体的に見て、広告費を多く払っている店の露出度が高くなって有利だということになります。

 そこから、『食べログ』では金で点数が買えるというような、都市伝説が出てきたのです。広告費によって優遇が受けられるのは事実ですけど、点数を上げるということはしていないでしょう。点数の公正性や客観性が『食べログ』の最大の売りなので、そこを自ら崩すということは考えられません。

 ただし、点数というのは口コミを書いた人たちが付けた点数を、単純に平均したものではないんですね。食べ歩きの経験が豊富な人の影響を考慮するという考えで点数を算出しているわけですけど、その具体的なアルゴリズムは公表されていません。『食べログ』からしてみたら、その内容を説明してしまうと、それをうまく利用して点数操作をする者が出てくるので、アルゴリズムは公表しませんというスタンスなんですね。結局そこはブラックボックスになっていて、これも点数なんかお金払えばいじれるんでしょ、と見られる要因になっています」

「食べログ」の二面性

 口コミサイトと広告媒体という2つの面を、今の「食べログ」は持っているということになる。

「広告費を取ろうということで、『食べログ』は営業に力を入れたんです。自分たちの社員も増やしましたけども、営業の代理店制も敷いています。代理店の歩合制の営業担当者からしたら、数字を上げてなんぼですから、広告費を払えば表示順位は上がるけど、点数が上がるわけじゃないということを、皆が皆ちゃんと説明できているとは限りませんよね。また宣伝に気を配っていて、営業担当者の話をきちんと把握する飲食店ばかりとは限りません。なんとなく聞き流している店主が、お金を払えば点数が上がるかのような誤解をすることも考えられます。

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