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小澤貴子「化粧品のウソとホント」

タトゥーシールとフェイスペイント、皮膚被害が続出…国、危険成分使用状況を公表

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「Getty Images」より

 ハロウィンももうすぐ! 骸骨姿の大人に、魔女になったかわいい子供など、思い思いに変装を楽しむ時期です。そのかわいい子供たちの間に流行っているのが、タトゥーシール。小さいお顔につけると、ますますかわいさ倍増ですよね。ハロウィンに限らず、スポーツ観戦や遊園地、テーマパークでも大人気です。

 でも、このタトゥーシールによる肌トラブルが問題になっています。残念ながら、その主な被害者は子供や若者。かわいいと思って子供に使わせる前に、まずは被害状況を理解して、十分に注意することが大切です。

タトゥーシールは安全なのか?

 タトゥーシールとは、模様が印刷されたシートを肌に密着して、その模様を肌に転写するものです。模様はすぐ取れずに2~3日もつので、しばらく楽しめるのが特徴です。カラフルでおしゃれな模様が豊富にあり、ハロウィンの仮装には欠かせないアイテムとして今の時期には雑貨店や100円ショップなどに並んでいるので、気軽に手にする人も多いと思います。

 そんなタトゥーシールですが、肌に直接接着する製品でありながら、雑貨として分類されるために、安全性は十分チェックされていません。そして案の定、子供を中心に皮膚被害が急増しているのです。

 タトゥーシールは厚生労働省の監督下にある化粧品と異なり、旧薬事法である「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、薬機法)」の適用外のため、成分を表示する義務もなければ、使用する成分の制限も確認機構もありません。

 化粧品であれば、薬機法により成分の表示などで消費者の健康・安全を確保するようメーカー側に義務づけられています。特定の成分については配合の基準があり、厳しい審査を定期的に受けて化粧品製造販売業許可証を取得しなければ販売できません。こうして、健康被害を未然に防ぐシステムになっています。

 一方、タトゥーシールは、アレルギー性皮膚炎を引き起こすホルムアルデヒドや、シミの原因となるタール色素、金属アレルギーを引き起こす金属類、化粧品への添加が禁止されている指定成分も含まれていることもあります。さらに内容成分の表示や皮膚に関する注意表示がないもの、表示がなされていても化粧品基準に定められた表示方法には合致していないものもあり、それゆえに消費者が確認して購入することも難しいのが現状です。

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