徳井は会見で18年12月に東京国税局から同年までの3年間の無申告などの指摘を受け、事の重大性に気づいたと説明していた。ところがフジテレビは24日、「18年12月より数年前にも2015年までの所得について無申告を指摘され、納税していたことが新たにわかった」と報道。恒常的に徳井が無申告を繰り返していたことが明らかになった。

「つまり納税義務は知っていても、そのルールや期限は守らなくてもいいとずっと思っていたということなのでしょう。確信犯としか思えません。経営者以前に人間としての信用と資質を疑います。

 今回の事案での徳井さんの追徴税は約3400万円です。一般に言われる『追徴税1億円』という基準に達しなかったため、運良く逮捕に至らなかったんだろうなと思います」(前出の公認会計士)

一連の展開について、テレビ局関係者は語る。

「そもそも所得隠しや申告漏れは重大な違法行為なだけに、謹慎や活動休止もあり得るという空気でしたが、世論や出演番組のスポンサー企業の反応次第では活動を継続できるかもしれないという一縷の望みがありました。しかし、過去にも国税庁から申告漏れを指摘されて納税していた事実があるにもかかわらず、昨日の会見ではそれを隠し、『もちろん支払う意思はあった』『ごまかす気はなかった』と言っていたことがわかり、完全に信用をなくしてしまった。確信犯的な常習犯といわれても仕方なく、活動休止は免れないでしょう」

 結局、会見でわかったことといえば徳井の「怠惰さ」だけだ。だが「何もしないこと」によってルールや法律を破る行為を「怠惰」という言葉で片づけていいのだろうか。そこには「ちょっとくらい法律を破ってもいいだろう」というような未必の故意はなかったのか。いずれにせよ、徳井の所属する吉本興業がこのところ強調しているコンプライアンス遵守の姿勢に逆行しているのは間違いないだろう。

(文=編集部)

 

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