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日の里保育園虐待で注目のヨコミネ式幼児教育法、ヨコミネ社が見解「体罰認めていない」

文=編集部
日の里保育園虐待で注目のヨコミネ式幼児教育法、ヨコミネ社が見解「体罰認めていない」の画像1
事件のあった日の里西保育園(公式ホームページより)

 福岡県警が同県宗像市の私立認可保育所「日の里西保育園」の副園長、清原こづえ容疑者(40)を、同園の男子児童(6)に対する傷害の疑いで逮捕した問題で、同園に導入されていた「ヨコミネ式幼児教育法」に関して、ノウハウを提供していたヨコミネ株式会社(鹿児島県志布志市)は28日、同園と契約を解除した。

 ヨコミネ社は当サイトの取材に対し、女子プロゴルファー横峯さくらさんの伯父で同社代表取締役の横峯吉文氏名で次のように回答した。

「このたびの逮捕の件につきましては弊社と致しましても大変驚いております。日の里西保育園は、弊社との間でヨコミネ式導入契約を締結しております。

 しかしながら、この契約は,弊社が管理するヨコミネ式のノウハウを開示・提供する契約であり、弊社は個々の園の経営,指導にまでは関与しているものではありません。

 また、当然のことながら、ヨコミネ式では保育者による体罰・暴力は一切認めておりません。弊社と致しましては、逮捕の件が事実であるならば厳正に対処する所存であり、日の里西保育園との契約関係については直ちに解除致します。

 なお、日の里西保育園においては、このような報道がなされる事態となってしまいましたが、全国のヨコミネ式の導入園においては、保育士たちは日々一生懸命保育に励み、園児たちも様々なことに取り組みながら、元気に毎日を過ごしております。何卒、ヨコミネ式に関し、関係する保育士、園児、保護者たちが傷つくような報道は決してなされませんよう、お願い申し上げます」(原文ママ)

 同教育法は横峯吉文氏が発案した。「体幹を鍛える」スポーツに力を入れ、体操、宙返り、逆立ち歩きのほか、読み書きや計算などの学習カリキュラムを実施。理念として「過保護が『不登校・ひきこもり・家庭内暴力・思春期を乗り越えられない』など、人間としての自立に影響を与えている」と主張したうえで、「這えば立て、立てば歩めの親心」を掲げている。

(文=編集部)

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