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松崎久純「ビジネスパーソンの自己啓発」

「デキる人」より「周囲から好感を持たれる人」のほうが成功できる“当然の理由”

文=松崎久純/グローバル人材育成専門家、サイドマン経営代表

 このような意識と振る舞いは、日々の仕事の細々としたところに現れてくるもので、周囲はそれを見ています。周囲は、あなたがナイスで周りの人たちを認め、好感度の高い振る舞いをする人か、そうでないかに気づきます。そこであなたに好感を持った人がいれば、あなたに相談しようとさまざまな話を持ちかけてきます。そしてそのなかに、あなたにとってもよい仕事の話があるのだと考えましょう。

 もしあなたが特定の人だけにナイスな態度で接していれば、他の人たちはあなたのナイスでない振る舞いを数多く目にすることになります。そうなれば、あなたに相談を持ちかけてくる人の数は増えず、チャンスを運んで来てくれる人は、必然的に減ってしまうことになるでしょう。

 私たちは意識をすることで、誰もがもっといい人になれます。周囲のためにも、自分のためにも、できるだけ多くの人たちに一層の好感を持ってもらうことを心掛けてみましょう。

(文=松崎久純/グローバル人材育成専門家、サイドマン経営代表)

松崎久純/グローバル人材育成専門家

松崎久純/グローバル人材育成専門家

サイドマン経営代表

企業の海外赴任者や海外拠点の現地社員を対象にグローバル人材育成を行う専門家。サイドマン経営・代表。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科非常勤講師。著書に『好きになられる能力 ライカビリティ 成功するための真の要因』(光文社)、『英語で学ぶトヨタ生産方式 エッセンスとフレーズのすべて』(研究社)、『イラストで覚える生産現場の英語』(ジャパンタイムズ)など多数。

Twitter:@HardLifeEasy

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