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南清貴「すぐにできる、正しい食、間違った食」

糖質制限ダイエットと人工甘味料で、わざわざ自分の体を壊す“悪魔のサイクル”

文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事

 中鎖脂肪酸を摂らなくても健康を害することはありませんが、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は、そうはいかないのです。一部には、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は酸化しやすいので摂らないほうがいい、などと言う人がいるようですが、それは栄養学の基本がわかっていない人の見解です。酸化しやすいのは事実ですが、必須栄養素のひとつですから、摂らなければ健康を守れないどころか死を招きます。

 食生活の上では、野菜類をたっぷり摂り、そこに含まれている植物栄養素(ファイトニュートリエント)を積極的に摂取することで、抗酸化作用によって酸化を防ぐという考え方をとっていただきたいと思います。

脳障害を引き起こす恐れのあるアスパルテーム

 そしてもう一点、お気づきいただきたいことがあります。糖質制限ダイエットに取り組んでいる方にとっては“ブドウ糖は敵”なので絶対に摂らないようにしようと、人工甘味料を使った飲料などを積極的に飲んでいる方がいるようですが、これはそうとう危険だということを知っていただきたいのです。

 人工甘味料には、アスパルテーム、スクラロース、サッカリン、ネオテーム、アドバンテーム、アセスルファムカリウム(アセスルファムK)など多数ありますが、いずれも私たちの体にとって有害でこそあれ、有益なものはひとつもありません。

 とりわけアスパルテームは大変毒性の強いものなので、摂らないほうがよいと筆者は警告したいところです。アスパルテームはもともと、アメリカの製薬会社が胃潰瘍の薬を開発している途上で偶然発見されたことが発端となって、その後製品化され、甘味料として使われるようになったのですが、大量生産しているのは化学調味料を製造している企業で、カフェやホテルのティールームにも、よく置かれています。

『大切な人に食べさせたくないもの、食べてほしくないもの』 日本の危ない食事情に警鐘を鳴らし続けてきた著者が、日々の食生活から遠ざけたい食材、メニューを、その恐ろしい理由と共に指摘します。 amazon_associate_logo.jpg

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