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ストリップ、女性の間でブームに…浅草ロック座に全国から客、女性向けサービス拡充

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浅草ロック座(「Wikipedia」より/Kakidai)

 ここ数年の間に、ストリップ業界は女性向けに大きく舵を切った興行を行っている。

 特にストリップの大御所である浅草ロック座は、女性をターゲットに大きな変貌を遂げた。例えば、浅草ロック座の化粧室には、あぶら取り紙や綿棒、生理用品などがズラリと並べてあり、ブランケットの貸し出しサービスまで行っている。そして、トイレに置かれたノートには、浅草ロック座を訪れた女性たちの感想が書かれてある。それを見てみると、東京だけでなく、地方から訪れた女性客が多いこともわかる。

 かくいう私も、浅草ロック座に行ってストリップを見るのが趣味だ。ストリップの舞台では、女性が生まれたままの一糸まとわぬ姿になり、キラキラと汗を光らせて踊る姿を目の当たりにする。そうすると、なぜだか胸を突き上げるような感情の波が押し寄せる。そして、涙が込み上げてくる。

『超孤独死社会特殊清掃の現場をたどる』(菅野久美子/毎日新聞出版)

 NHKのドキュメンタリーシリーズ『ノーナレ』では、私と同じようなストリップ女子にスポットを当てた番組が登場した。地上波でストリップの特集が組まれる日がくるとは、往年のストリップファンにとっては、考えられなかったのではないだろうか。

 浅草は近年、女性向け興行として、踊り子さんが男性同士の愛を演じるBL(ボーイズラブ)演目にも力を入れている。今年の春に浅草ロック座で開催された『TO -Time is Over-』では、いわゆる「脱ぎ」のシーンでも、BLの男キャラになり切ったまま見事に演じていた。この公演は某有名漫画家・TOの同性愛と猟奇殺人がテーマの作品をモチーフにしている。この景では、実力派である踊り子、安田志穂さんが演じた。

 ストリップでは、前半の脱ぎのない踊りはボーイッシュなものもあるが、服を脱ぎ始めると、女性らしさを前面に出したような演出に変化する。踊り子さんは女性だし、裸を前面に出すのだから。しかし、安田さんは、銀髪で白いシャツ、さらにはブラックのホットパンツといういで立ちで男が醸し出すエロスを見事に表現していた。安田さんのブログによると、この景では男子のままの「脱ぐ」という表現の指示が演出家からあったという。これは明らかに女性客を狙ったものだろう。浅草では大きな実験だと感じたが、女性の私からすると、普段女性らしさを演じる踊り子さんが男装したまま演じる姿は、ドンピシャで萌えだった。

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