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嵐・櫻井の父、電通副社長就任に「問題あり」との指摘…「優越的地位の濫用」抵触の懸念

文=編集部、協力=山岸純/弁護士法人ALG&Associates執行役員・弁護士
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 さらに、『他のタレントの出演機会が排除される』という弊害があるかもしれません。もっとも、売れない芸能人の“ゴリ推し”ならまだしも、を起用してもらって喜ばないメディアは少ないでしょうから、なかなか立証は難しいと思います。

 少し話は変わりますが、かつて欧米ではマイクロソフトなどのウェブブラウザ大手に対する独占規制が始まり、今はグーグルなどのネット検索大手やアマゾンなどの物流大手による独占を排除する動きが活発です。この“流れ”でいうなら、日本における大手広告会社についてもこのような世界的潮流にしたがい、これまで挙げられてきている独占問題・弊害を解消するため、本来であれば政府主導で規制しなければならないところです。

 しかし、“政府側”であった元事務次官が独占を問題視される企業の経営陣ともなれば、この“流れ”に逆行することは明らかです。このような大きな観点から、今後も元事務次官による電通経営体制を注視していかなければなりません」

(文=編集部、協力=山岸純/弁護士法人ALG&Associates執行役員・弁護士

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●山岸純/弁護士法人ALG&Associates執行役員・弁護士

 時事ネタや芸能ニュースを、法律という観点からわかりやすく解説することを目指し、日々研鑽を重ね、各種メディアで活躍している。弁護士法人ALG&Associates執行役員として法律事務所を経営し、また同法人によせられる離婚相談、相続問題、刑事問題を取り扱う民事・刑事事業部長として後輩の指導・育成も行っている。芸能などのニュースに関して、テレビやラジオなど各種メディアに多数出演。また、企業向け労務問題、民泊ビジネス、PTA関連問題など、注目度の高いセミナーにて講師を務める。労務関連の書籍では、寄せられる質問に対する回答・解説を定期的に行っている。弁護士としては、企業法務、交通事故問題、離婚、相続、刑事弁護など幅広い分野を扱い、特に訴訟等の紛争業務にて培った経験をさまざまな方面で活かしている。

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