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沢尻エリカ逮捕の“ニュース”はあまりに不自然、エイベックス社長や蜷川実花氏をなぜ追及しないのか

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The Chosunilbo JNS / 「Getty Images」より

 女優の沢尻エリカの薬物所持による逮捕を、テレビのワイドショーは連日とても大きく扱っている。しかしその報道姿勢には違和感がある……どころか、あまりに異常だと言わざるを得ない。

 沢尻エリカを擁護する気は毛頭なく、今後は薬物依存を治療してほしいと思う。彼女の演技が上手下手とか、性格がどうとかはどうでもいい。だが沢尻エリカがクラブで踊っているだけの映像を「奇行」と称し、撮影中の言動を「異変があった」と伝え、「巨額の賠償金が発生する」と脅し、「大河ドラマが大変だ」と煽り、挙句「仕事のプレッシャーがあったようだ」「太ることを極端に恐れていた、美への執着心があった」等と報じる“ニュース”ばかりが溢れている。これは明らかにおかしい。なぜなら、彼女の関係者が薬物使用について知っていた可能性などには触れず、彼女個人の責任に終始しているからだ。

 唯一、文藝春秋の運営する週刊文春オンラインは20日、「週刊文春」(2012年6月7日号)の記事を再掲。<「目的は沢尻エリカの弱みを握り、脱がせてカネにすることだった」――元夫・高城剛氏が語っていた薬物問題の“真相”>というタイトルで、もともとは沢尻の主演映画「ヘルタースケルター」の公開時期に出たものだ。その前号(2012年5月31日号)で同誌は、沢尻エリカが09年にスターダストプロモーションを解雇されたのは、彼女が「大麻中毒」であり大麻の継続的な使用をやめるつもりがないと宣言したことが理由だったと報じていた。

 沢尻エリカは2009年に高城剛氏と結婚。しかし2010年には離婚騒動が起こっていた。結局2013年に離婚しているが、文春の記事は離婚に関して揉めていた時期のものである。

 結婚前の交際中、高城氏はロンドンの代替治療施設に通わせ、薬物依存からの脱却を促したという。沢尻は薬物依存から回復し、二人は結婚。しかし2010年4月に沢尻が一方的に離婚意思を表明する。高城氏は突然の妻の翻意に当惑、のちに沢尻本人から「エイベックスの松浦勝人社長に、ドラッグのことを知られた。高城と離婚すればエイベックスと契約し日本芸能界で活躍できると言われた」と聞いたのだそうだ。

 松浦氏は沢尻に「俺が離婚させてやる。マスコミはどうにでもなる」と話した、という。高城氏は沢尻との離婚そのものよりも「マスコミが偏った報道をすること」に困っていると言い、<マスコミおよび、それに連なる『誰か』は、僕をつぶしたいのでしょう。その『誰か』の目的は明確で、エリカを『脱がせてカネにする』ことです。そのために、彼らは組織的にエリカの薬物問題を、隠蔽し続けてきたのだと思います>と語っている。

マスコミは本当に「どうにでもな」っている

 非常に衝撃的な記事だが、当時この「文春」記事を取り上げるメディアはネットニュースくらいのものだった。しかし沢尻エリカが逮捕され「10年以上前から複数の薬物を使用していた」と供述している今、同誌記事における高城氏の証言の信憑性は非常に高いと言わざるを得ない。

 また、高城氏は同記事において映画『ヘルタースケルター』の蜷川実花監督も沢尻の薬物使用を知っているはずだと言及。

<蜷川さんも事実を知っているはずなのに、なぜ隠そうとするんですかね。僕はエリカから、(蜷川監督に)早い段階で伝えられたと聞いています。>

 沢尻エリカが逮捕された以上、松浦勝人氏、そして蜷川実花氏への追及もあってしかるべきだろう。しかし沢尻が11月16日に逮捕されてから現在に至るまで、ワイドショーでは朝から晩まで沢尻の素行云々の話題を取り扱っているのに、そのことを伝える番組は皆無だ。所属事務所であるエイベックスも、蜷川実花氏も、彼女の薬物使用を全く知らなかったことになっている。

 日刊ゲンダイチャンネルでは、沢尻が実の姉のように慕っていた蜷川実花氏が、いかに彼女のために親身になっていたかを伝える記事を出している。蜷川氏は公開中の監督作『人間失格 太宰治と3人の女達』でも沢尻を起用。かつてスキャンダルまみれだった沢尻に手を差し伸べ、再生に尽力してきたのだとある。蜷川実花氏は、本当に沢尻の動向を知らなかったのだろうか。

 前傾「文春」記事における高城氏の証言で特に恐ろしいのは、松浦氏が「マスコミはどうにでもなる」と話したということ、および、沢尻エリカを『脱がせてカネにする』ために、<組織的にエリカの薬物問題を、隠蔽し続けてきた>ということの二点だ。今回の“ニュース”を見ていると、本当にマスコミは松浦氏の意向次第でどうにでもなるのだろうと思わされる。

(文=WEZZY編集部)

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