
これからの季節は室内で過ごすことも多くなる。映画鑑賞をしたり、動画を観たり、本を読んだり、ゲームをしたり……とスマートフォンをフル活用する人も多いだろう。また、外に出ても、車内で音楽を流したりカーナビとして使ったり、行楽地やイベントでは写真を撮影したりと、やはりスマホは手放せない。
一方で、スマホは充電用のケーブルが不可欠だったり、保護やオシャレの観点からケースを装着したり、周辺アイテムも数多い。ほかにも、プラスアルファで「あると便利」なグッズが目白押しだ。当然、フリマアプリにもスマホ周辺機器は多数出品されている。
フリマアプリは店頭や通販で買うより低価格で、さらにまとめ買いや値下げ交渉次第でよりお得になるという印象があるだろう。しかし、なかにはフリマアプリで購入すると痛い目を見てしまうアイテムも多い。今回は、フリマアプリの最大手「メルカリ」で見つけた、買ってはいけないスマホ周辺アイテム5つをご紹介しよう。
オリジナルオーダーのスマホケース・カバー
常に使うアイテムに装着するケース・カバーだからこそ、こだわりたいもの。そこでおすすめなのが、機種とデザインを選択して自分だけのオリジナルがつくれるオーダータイプだ。スマホケース・カバーをメルカリで検索すると、こうしたオーダーを受けているページを目にすることがあるだろう。一見、手頃な価格で世界にひとつだけのケースがつくれるように見えるが、フリマアプリでのオーダーは注意が必要となる。
商品ページの写真だけでは、ケース自体の素材やプリントの質感がわかりづらく、実際に届いたときに「写真と全然違う……」ということが多いからだ。筆者もメルカリで手帳タイプのケースを注文したことがあるが、実物のプリントが写真よりも薄く、ガッカリしてしまった。一点物の美麗なケース・カバーを……と思うなら、自分の目で現物を確認できる店頭での注文が良いだろう。
ワイヤレスイヤホン
最近、ブルートゥースで接続が可能な「ワイヤレスイヤホン」が人気だ。屋外での使用はもちろん、家の中で使用する場合でも、煩わしいコードがないだけで快適さがケタ違いである。しかし、ワイヤレスイヤホンのネックは有線タイプよりも値が張るということ。そこで、メルカリで安く出品されている商品を探すわけだ。
実際に検索すると、300~980円と1000円以下の商品も多い。しかし、これらの商品には「音質を気にされない方向け」「良い音質のアイテムを求める方にはおすすめできません」などの文言が並ぶ。価格相応の性能、ということだ。オーディオアイテムの場合、安くても肝心の音質が悪ければストレスがたまってしまうもの。もちろん安くて音質が良い商品もあるが、実際に確かめなければわからない。イヤホンは店頭で試聴してから購入するほうが賢明だ。