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叔母は西銀座までの交通費(ガソリン代3000円+高速道路代3000円)を負担してくれたが、10万円で当たるほど甘くないのが現実だ。さらに言えば、その交通費分も購入費に充て、遠出せずに地元の売り場で買ったほうが、まだ当選確率は高くなるだろう。
購入後、当たる夢を見た叔母は「当たったら家やクルマを買って、残りは世界一周旅行ね」などと豪華に語っていたが、当然ながら1カ月後には元の顔に戻っていた。
もちろん、買わなければ当たる確率はゼロであるし、自分のお金をどう使おうと自由だ。宝くじを買ってワクワクするのは健康的にも悪くなく、「買うな」とは言わないが、当選確率を頭に入れた上で購入するべきだろう。
なお、筆者の知り合いは「購入枚数10枚」で1等を当てている。
(文=井山良介/経済ライター)