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木村隆志「現代放送のミカタ」

『いだてん』最終回、低視聴率の裏で熱狂的ファンを生んだ理由…数年後に評価される名作か

文=木村隆志/テレビ・ドラマ解説者、コラムニスト
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クドカンらしい伏線回収はあるか

 12月8日放送の第46話では、いよいよ聖火リレーが始まり、フィナーレに向かうムードを感じさせた。

 最終話は、聖火リレーの最終走者や競技の様子をどう描くのか? すっかり蚊帳の外になってしまった金栗と田畑はどんな姿で見守るのか? 「伏線の回収がうまい」と言われる宮藤官九郎がどんな技を凝らしていたのか? などの見どころは多い。

 もともと最終話は、俳優もスタッフも最後の力を振り絞って演じるため、エモーショナルなシーンが生まれやすい。とりわけ、『いだてん』のような「誰も見たことがなく、これからも見られないであろうテーマ」の「希少な年間ドラマ」の作品なら、その傾向は一層高まるのではないか。

 最終話は『あまちゃん』に似た感動を味わえるのかもしれない。そして、来年の東京オリンピックに思いを馳せられるような余韻を残してくれるだろう。

(文=木村隆志/テレビ・ドラマ解説者、コラムニスト)

●木村隆志(きむら・たかし)
コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』(フジテレビ系)、『TBSレビュー』(TBS系)などに出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』(TAC出版)など。

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