嵐公式Twitterより
11月に二宮和也が結婚したことで、嵐メンバーの亀裂が囁かれるようになっている。特に松本潤と二宮の断絶は深刻だとの見方もあるが、16日に東京都内で開かれたイベントでの二宮の発言が、さらに波紋を広げている。
16日、「2020年用年賀状受付開始セレモニー」に登壇した二宮和也と櫻井翔。芸能リポーターに「結婚生活はどうですか」と水を向けられた二宮は、<普通っていうか変わらないですよ>と飄々とした態度を崩さなかったが、ファンやメンバーへの思いを語った。
<こういう報告ってどうしても突然になってしまうから、ファンの人たちにはすごい心配もかけてしまったし。いろいろな余波もあるだろうし、迷惑をかけてしまったことは申し訳なく思っています>
そして結婚発表のタイミングが、嵐が活動を休止する2020年末以降でなく、コンサートツアー中でもある2019年11月になった理由についても説明。奉祝の儀など大きな仕事をいくつか終えたタイミングだったため、だという。
ジャニーズ事務所とは前々から結婚時期について相談していたそうで、このタイミングは事務所の了承あってのことだとも。
しかし波紋を呼んでいるのは、嵐メンバーの反応についてだ。
<(結婚についてメンバーの反応は?)「ああそうですか」という感じで>
<(メンバーはこのタイミングについてどう感じているか?)そうですね。それぞれの思いはあると思います。活動(休止)まで待ってほしいという人も思っている人はいるだろうし、コンサートツアーが終わるまで待ってほしいという人も、もちろん、それはいます。でも自分もそこを、歩み寄らないわけではなかったので。歩み寄って自分たちのタイミングでこういう決断させていただいたという感じです>
この言葉に、「活動休止まで待ってほしいメンバーもいたってこと?」「コンサートツアー終わるまで待って、とメンバーに言われたのに強行したなんて……」と、驚き嘆く声がSNSで盛んに交わされている。
また、二宮の結婚発表翌日には、櫻井翔と相葉雅紀が祝福のコメントを発表しているが、大野智と松本潤は現在に至るまでそのようなコメントを公に出していない。そのため、大野と松本は二宮の結婚タイミングに納得していないのではないかとファン間で噂になっていたが、イベントでの二宮の発言がそれを裏付ける格好になった。
とはいえ、二宮自身、「歩み寄った」とも言っている。ともすれば何年も前から結婚の意思をメンバーや事務所に伝えていたものの、今秋まで引き延ばされてきた可能性もある。何も、二宮が好き勝手にワガママを貫いたわけではないだろう。
多くのファンを抱え、チームとして活動していくにあたり、個人の決断が尊重されないことがあるのは致し方ない。けれども二宮にとってこの結婚は、決して犠牲にできない大切なことだったのではないか。
もう以前のような仲の良い嵐は見られないのか……と嘆くファンも多いが、残り一年、嵐の活動は続いていく。ファンが信じるような強い絆があるのならば、時間をかけて関係を修復していくこともできるかもしれない。
(文=WEZZY編集部)