松嶋菜々子が休業を否定、反町隆史との夫婦仲の画像1

「Getty Images」より

 女優の松嶋菜々子(46)が来年から女優業を休業するという報道を、所属事務所が否定した。休業記事を掲載したのは12月17日発売の「女性自身」(光文社)だ。

 同誌によると、松嶋は今年の春に中学を卒業する長女のイギリス留学に同伴するため来年より渡英予定だという。噂の出どころはある芸能関係者の証言にある。

 とある制作会社が来年の仕事を松嶋に好条件でオファーしたものの、所属事務所がこれを断った。それでも制作会社が食い下がり、条件をさらにアップして再度オファーをしたところ、所属事務所から「長女の海外留学先に同伴するので、物理的に難しい」との返答があった……ということである。

 「松嶋菜々子女優休業か」という情報がネットニュースで配信されるやいなや、トレンドワードのトップ10に松嶋の名前がランクインし、このニュースについて様々な反応が寄せられた。

 多いのは「仕事に子育て、どれも全力。これぞ令和の女性」「好きな女優さんだから寂しいけど、応援したい」と松嶋の決断への賛辞。一方で「次女はどうするのかな。日本に置き去り?」「過保護じゃない?」「ひとりで行かせるべき」など、懐疑的な声も少なくなかった。

 ところが、外野の賛否両論は全部杞憂に終わった。17日午後12時過ぎ、松嶋の所属事務所が<(松嶋の休業についての記事は」事実無根で誤った内容です>と「女性自身」の記事を全否定したのだ。

<レギュラー番組のお仕事関係者の皆様にもご心配をおかけしましたので、ここできちんと訂正させていただきます>

<本人のプライベートや子供に関わることは、これまでも今後も事務所として取材に応じるつもりはありませんし、憶測で嘘の記事をかかれる事にとても困惑しております>

<ご心配をおかけして申し訳ございません。今後とも引き続きよろしくお願い致します>

 とすると、「女性自身」の記事にあった“所属事務所から「長女の海外留学先に同伴するので、物理的に難しい」との返答があった”という話は一体なんだったのか、聞き間違いか誤解か、全くのデマカセか……不可解なものだ。

「ヒモ夫」呼ばわりされた反町隆史

 今回、松嶋菜々子が休業云々と報じられてネットでも様々な意見が盛り上がったことで、筆者はあらためて、反町隆史(45)と松嶋菜々子夫妻の盤石ぶりを実感した。好感度が抜群なのだ。

 この2人の結婚は2001年のことだった。連続ドラマ『GTO』(フジテレビ系)での共演がきっかけだったが、この当時の反町には演じる役柄のせいもあり今とは違う「チャラ男」的なイメージがつきまとっていたと記憶している。対する松嶋は“清楚”なイメージが強かったように思う。

 長女、次女と2人の子どもに恵まれた夫婦だが、芸能人カップルにありがちな離婚の噂はこの夫妻にも常につきまとった。夫妻が飼っていたドーベルマンが、同じマンションの住人女性に噛みつき、大けがを負わせたことが大々的に報道されたこともある。マンションは大型犬の飼育を禁止していたため、夫妻に非難が集中した(ただ、反町は月に3万円を別途支払うことでドーベルマンの飼育許可をオーナーから得ていたという)。

 いわゆるイケメン俳優として引っ張りだこだった反町のメディア露出が徐々に減ったことも、「夫婦の溝を生んだ」と度々まことしやかに囁かれた。だがその一方で、松嶋と反町の近況を知らせるような記事も週刊誌などでしょっちゅう掲載され、そこには子どもの習い事の送迎で見せる松嶋の笑顔や、夫婦揃って子どもの学校行事に参加する姿(これは何度も撮影されている)があった。また、松嶋が周囲に「(反町は)なんでもやってくれるから助かっている」と発言しているという記事もあった。

 松嶋菜々子は結婚後、女優業から身を引きはしなかった。いまどき、「結婚したので引退します」という女優のほうが珍しいくらいだが、ともかく妻となり母となってからも、ハードな連続ドラマの主演を続けている。もちろん、ペースの調整はしているだろう。それは独身でも同じことだが。

 松嶋の主演作がヒットするのに対し、反町の主演作がさほど話題にならずに終わると、前述のように「夫婦格差」「不仲」「見切りを付けて離婚」といった記事が縦横無尽に乱れ飛んだ。しかし、ここからは筆者の勝手な想像ではあるが、この夫妻はそうした記事で描かれる主従関係や、いわゆる昭和的な価値観とは決別しているのではないだろうか。

 彼らは、どちらかの仕事が詰まっているときは(たとえば連続ドラマに出演するなど)、もう片方は露出を控えて子どもの面倒を見る、というバランスのとれた分担制を早くから実施していたと聞く。おそらく「反町が干された」など言われていた時期は、反町が仕事をセーブして子育てに集中する<順番>だったのではあるまいか。

 ネットで面白おかしく(しかし悪意をもって)「反町は松嶋のヒモになった」などと書き立てるのは、あまりに的外れで笑止千万だと思うのだ。無論、それなりに長い結婚生活で互いの頭に「離婚」の2文字がかすめることは、どこの夫婦にもあるだろう。それは芸能人ではなく、一般人の夫婦とて同じこと。実情はわからないが、少なくとも2人は協力しあって子育てをし、互いの仕事を尊重しあっているのではないか。

 もし仮に、今回の報道で“娘さんの留学”という部分が事実だったとしても、松嶋が仕事を休んでついていくことはないのかもしれない。ただ、芸能人の子息の動向は、完全に一般市民のプライバシーだ。親が芸能人だからという理由で、それを暴き立てることは感心しない。

(文=エリザベス松本)