モンスターアイドル最終回!『水曜日のダウンタウン』でクロちゃんが再び大炎上するワケの画像1
クロちゃん公式ツイッター内、2019年12月28日の投稿より。

 今年も、お笑い好きならずとも熱い注目を集め続けた『水曜日のダウンタウン』(TBS系)。5月8日に放送された“新元号を当てるまで帰れない生活”は大きな反響を呼び、なんと月間ギャラクシー賞を受賞した。

 2014年4月に産声を上げた同番組は、「水戸市をいじりすぎて水戸から取材NG」「芸人拉致企画がガチすぎて目撃者が警察に通報」……等々、番組が正式謝罪せざるを得ないほどの騒動をコンスタントに引き起こし、長らく“炎上番組”の印象が強かった。しかし、最近ではそのような炎上案件すらもうまくネタに昇華し、正当に評価されつつあるのかもしれない。ある広告代理店関係者は次のように語る。

「総合演出を務めるTBSの藤井健太郎氏の“悪意”に満ち満ちたこの番組は、当初から一切手を抜かず、普通じゃない番組作りが話題でした。騒動になったときも、レギュラー出演者の松本人志が『ストレートにストライクを取りに行く番組じゃない。スレスレのところを狙ってたまにデッドボールが出ちゃうんです』と擁護するほど。あの笑いに厳しい松本さんの理解をも得ているという意味では、本当に貴重な番組です。

 今は視聴率なんて取れなくて当たり前などといわれている時代。でも、この番組はネットでたびたび炎上する一方、ネットでむちゃくちゃ評価されることも多い。そのため、実はCMがいまだにしっかり入っている珍しい番組なんです。炎上の可能性が高いため、普通ならスポンサーも嫌がるのですが、『水曜日のダウンタウン』はそれも込みでおもしろいという判断なんでしょう。CM枠が継続して売れるため、多少の炎上では打ち切りにはならない。『クレイジージャーニー』みたいなやらせをやっちゃうとアウトですが、それは藤井氏の美学にも反するため、絶対にやらないでしょうしね」

クロちゃん、戦慄の“音声オフ”ガチ説教

 そんななか、現在同番組で最も熱い注目を集めている企画が、お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんを主人公とした連載企画「モンスターアイドル」だ。昨年、「モンスターハウス」なる「テラスハウス」を完コピしたクロちゃん主演の連載企画をオンエアし、最終回で警察沙汰になったことは記憶に新しいが……。あるテレビ雑誌の記者は次のように語る。

「『水曜日のダウンタウン』ではクロちゃんのモンスター性をクローズアップする企画をいくつも手掛けており、息を吐くように嘘をつくクロちゃんの本性が浮き彫りになり、彼のブレイクへとつながりました。

 前作の『モンスターハウス』では、クロちゃんが指輪を買って本命の女性に告白するも玉砕。そして、その指輪を使いまわして別の女性にも告白するというモンスターぶりを遺憾なく発揮し、年末に生放送された最終回では、としまえん(東京都練馬区にある老舗の遊園地)に設置された檻に“罰”として収監。しかし、それが発表されるやいなや、視聴者がとしまえんに殺到し、警察が出動する騒ぎに。結局この罰ゲームは中止となり、TBSは謝罪することになりました。

 クロちゃんの連載企画第2弾として始まった『モンスターアイドル』は、クロちゃんがプロデューサーを襲名し、アイドルグループを作っていこうという企画。しかし、そのためのオーディションでクロちゃんが見ているのはアイドル性だけでなく、“クロちゃんを好きなのかどうか”ということ。この悪意に満ちた設定こそが『水ダウ』の真骨頂なのですが、そのためアイドルを目指す彼女たちは、クロちゃんに逆らえないわけですよ。女性出演者たちは、クロちゃんがいないところでは『テレビで見るよりキモイ』『口が臭い』など愚痴を言ったりするのですが、クロちゃんは女性出演者のひとりをスパイに任命し、自分への悪口を報告させるんです。

 やがてスパイの存在が明るみになったとき、クロちゃんが女性参加者に逆ギレするシーンでは、戦慄さえ覚えましたね(笑)。クロちゃんが女性参加者に説教するシーンでは音声がオフになり、『このあとクロちゃんの行き過ぎた言動があったため一部シーンをカットしてお送りしています』とテロップが入るほど。参加メンバー全員が号泣していて、ネット上でも『クロちゃんは何を言ったの?』と騒然としていました」

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