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NHK『紅白』出場歌手より興味深い「審査員」選考の裏事情…消えた沢尻エリカ起用案

文=大城孝行/芸能ライター
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NHK『紅白』出場歌手より興味深い「審査員」選考の裏事情…消えた沢尻エリカ起用案の画像1
第21回上海国際映画祭での沢尻エリカ(写真:Imaginechina/アフロ)

 今年も、大みそかの一大イベントである『NHK紅白歌合戦』が近づいてきた。先日発表された特別ゲストとともに、気になるのがゲスト審査員の顔ぶれだ。今年のメンバーは、以下の通りである。

井上尚弥(プロボクサー)

上沼恵美子(司会者)

サンドウィッチマン(お笑いコンビ)

渋野日向子(女子プロゴルファー)

瀬戸大也(水泳選手)

田中圭(俳優)

戸田恵梨香(女優)

中西麻耶(パラリンピック陸上競技選手)

長谷川博己(俳優)

広瀬すず(女優)

吉野彰(ノーベル化学賞受賞者)

『紅白』出場歌手の選考基準には「世論の支持」「今年の活躍」「今年の番組演出」などのポイントが挙げられるが、それは審査員にも当てはまる。加えて、審査員にはいくつかの“枠”が存在する。ここからは、その枠ごとに年別の審査員の顔ぶれを見ていこう。

スポーツ&五輪枠

 まず、外せないのが日本を代表するアスリートの枠だ。特にオリンピックイヤーとその前年は五輪枠が設けられ、メダリストを筆頭に注目選手が審査員を務める。今年は東京オリンピック&パラリンピックを来年に控えるなか、渋野日向子、井上尚弥、瀬戸大也、中西麻耶が選ばれた。

 この4人の選出により今年も不在となったのが「プロ野球」と「大相撲」の枠だ。昭和の時代はプロ野球選手か力士が必ず審査員席に座っていたが、球界では大谷翔平(2016年・当時日本ハムファイターズ)が、角界では日馬富士(12年・当時横綱)が最後となっている。

【過去10年(09~18年)のスポーツ枠および五輪枠】

・プロ野球…原辰徳、田中将大(2回)、大谷翔平

・大相撲…横綱白鵬、大関琴奨菊、横綱日馬富士

・サッカー…佐々木則夫、澤穂希、長谷部誠

・ボクシング…村田諒太

・テニス…杉山愛

・フィギュアスケート…高橋大輔、鈴木明子、羽生結弦

・スピードスケート…小平奈緒

・レスリング…吉田沙保里、伊調馨

・水泳…入江陵介、荻野公介、池江璃花子

・重量挙げ…三宅宏美

・体操…村上茉愛

・パラリンピック陸上競技…重本沙絵

 なお、東京五輪開催決定イヤーの13年には「お・も・て・な・し」の滝川クリステルも招かれている。

お笑い枠

 ここ数年、ほぼ選出されているのが「お笑い枠」だ。かつて芸人といえば「応援ゲスト」が定番であり、落語界の重鎮席だけが設けられていたが、14年にタモリ(応援ゲスト&総合司会経験者)が審査員となって以降、近年は「潜在視聴率が高い」芸人枠も定着しつつある。

 芸人の“立ち位置”を上昇させた最大の功労者・ビートたけし(過去に氷川きよしの応援ゲストを務めた)は今年、特別企画にゲスト出演し「浅草キッド」を歌うことが発表されている。今年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演していたこともあり、歌手として選出された。

【過去10年(09~18年)のお笑い枠】

・所ジョージ(15年)

・又吉直樹(15年)※芥川賞受賞作家

・春風亭昇太(16年)

・出川哲朗(18年)

大河枠

 毎年、必ず用意されるのが「大河枠」だ。いずれも主演俳優やヒロイン、重要な役どころを担う俳優をゲストとして招き、視聴率アップに結びつけている。「今年と翌年」の両方の出演者が顔を揃えることもあるのが特徴だ。また、審査員のみならず司会者としての起用も少なくない。

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