
「ひとつの終わりであり、次の成長に向けて準備する」などの意味を持つ亥(い)年が終わり、子(ね)年が幕を開けた。もともと十二支は植物が循環する様子を表したものであり、最初の「子」には「種子の中に新たな命が宿る」などの意味がある。つまり、新たな物事のサイクルが始まる年ということだ。
子年生まれの主な性格は、良く言えば「まじめで穏やか、機転が利き適応力が高い」、悪く言えば「おもしろみに欠ける、ずる賢くちゃっかり者」。“寝ず身”という解釈があるように、コツコツ働いてお金を貯めるタイプが多いという。
そんな子年生まれの女性芸能人には、どんな顔ぶれが揃っているのか。
トップ女優であり続ける松雪、常盤、稲森
世代別に見ていくと、真っ先に挙げたいのは1972年生まれで、長きにわたって連ドラや映画の第一線で活躍している女優がズラリ。
なかでも筆頭格は松雪泰子で、昨年は『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』(テレビ朝日系)で主人公と対峙する警視庁捜査一課管理官・和泉千聖、『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』(NHK)で“失敗学”が専門の主人公・天ノ真奈子を演じた。今年は春に主演映画『甘いお酒でうがい』(吉本興業)の公開が控えるなど、さらなる健在ぶりを見せる年になりそうだ。
常盤貴子は、昨年『グッドワイフ』(TBS系)で久々の連ドラ主演を務めた。「名門ドラマ枠・日曜劇場での主演」という成果をひっさげた今年は、1月から『贋作 男はつらいよ』(NHK BSプレミアム)に出演。寅さんの妹・さくらを演じるだけに、往年のファンを喜ばせるだろう。
稲森いずみは、昨年『連続ドラマW それを愛とまちがえるから』(WOWOWプライム)で主演を務めたほか、『大富豪同心』(NHK BSプレミアム、NHK総合)、『まだ結婚できない男』(関西テレビ、フジテレビ系)にメインキャストで出演。「26年連続連ドラ出演」を継続しているように、今年も持ち前の美貌と役柄不問の演技力で、連ドラに欠かせない存在であり続けるはずだ。
そのほかの主な1972年生まれには、石田ひかり、寺島しのぶ、鈴木砂羽、高岡早紀、小林綾子ら、実績十分の演技派が名を連ねる。さらに、西田ひかる、梅宮アンナ、YUKI、UA、KEIKO、古内東子、蜷川実花、高橋尚子、椿鬼奴など、各界の実力者がそろっている。
松本まりか、夏目三久ら個性派が際立つ84年組
次に注目したいのは、個性派ぞろいの1984年生まれ。松本まりかは、その童顔とアニメ声から「今年36歳になるの?」と思う人がいるかもしれないが、すでに20年もの芸歴を持つ子年女優だ。
2018年に『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)でブレイクを果たして迎えた昨年は、『神酒クリニックで乾杯を』(BSテレ東)、『東野圭吾「ダイイング・アイ」』(WOWOW)、『奪い愛、夏』(AbemaTV)、『死役所』(テレビ東京系)にレギュラー出演したほか、『グッドワイフ』、『緊急取調室』(テレビ朝日系)、『シャーロック』(フジテレビ系)、『抱かれたい12人の女たち』(テレビ大阪、テレビ東京系)、『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)にゲスト出演。ゲストでも強烈なインパクトを残せる稀有な女優のため、各局スタッフの切り札となっているほか、バラエティへの出演も増えている。
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