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GU、大人が着るとダサい&逆にコスパ悪い商品5選…ダウンもどき、フェイクファー

文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」 from A4studio
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GUの店舗(「wikipedia」より/わたらせみずほ)

 ブランド立ち上げ当初こそ、悪い意味で“ユニクロの廉価版”というイメージがあった「GU(ジーユー)」。日本のファストファッションブランド最大手「ユニクロ」の姉妹ブランドとして生まれ、「YOUR FREEDOM自分を新しくする自由を。」というコンセプトのもと、今やプチプラなスタイリッシュブランドとして人気を博している。

 ユニクロと差別化した独自の路線開拓に成功しており、運営元のファーストリテイリングが10月10日に発表した「2019年8月期 決算サマリー」によれば、売上収益は2387億円(前期比12.7%増)、営業利益は281億円(同139.2%増)と大幅アップ。過去最高の業績を記録したという。

 マストレンドにフォーカスした商品構成へ転換したことで、若者の間で近年流行しているオーバーサイズアイテムがメガヒットし、通期の既存店売上高が増収となったようだ。なんとオーバーサイズのスウェット、ニット、Tシャツが、累計数百万点の販売を記録したという。

 だが、そんな大ヒットした若者向けデザイン路線は、Business Journal世代にとっては諸刃の剣となることもありえる。ファッション慣れしていない人が着ると、若々しく見えすぎたり、ともすればダサく見えてしまったりすることもあるだろう。

 そこで今回はGUの冬アイテムで、おすすめできない服をセレクト。「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が「この冬、買ってはいけないGUの服5選」を選び、恋愛コラムニストで10年以上のファッションライター経験もある堺屋大地氏に、おすすめできない理由を解説してもらった。

 今回、以下の3つを基準として選定した。

・ファッションビギナーが着るとダサくなる可能性が高いこと

・“最先端のおしゃれ”すぎて一般ウケしない場合があること

・無理に若ぶっているように見えるなどして女子ウケが悪いこと

中綿ブルゾン(フードカラーブロック)/3990円(税別、以下同)

 軽く暖かい中綿使用のブルゾンで、布帛とカットソーの切り替えや、フードのカラーミックスコードがポイント。旬のシルエットを意識したやや長めの着丈とドロップショルダーで、デザイン的なこだわりもある。カラーバリエーション(カラバリ)はブラック、ベージュ、ブルーの3色展開。

「買ってはいけない理由を一言で言うなら、“ダウンもどき”だから。中身にダウンやフェザーは一切使われておらず、ポリエステル100%ですからね。是が非でも本物のダウンにこだわるべきと主張したいわけではないのですが、GUユニクロにもきちんと本物のダウンが使用されたアウターが存在しています。しかもセール期間で割引きされていれば、本物のダウンアウターが5000円程度で買えることもあるので、わざわざダウンもどきを4000円出して買う必要はないということです」(堺屋氏)

シープボアフリースカーディガン(長袖)/2490円

 表面感のあるシープボア素材を採用したカーディガン。昨年も類似のアイテムが発売されていたが、今季モノは裏地にマイクロフリースを貼り合わせることで、昨年版よりも防寒性・保温性を高めている。流行のビッグシルエットスタイルに取り入れることができるのもポイントだ。カラバリはオフホワイト、ブラック、ワイン、ベージュ、オリーブの5色展開。

「女性も着られることを打ち出しているユニセックスデザインなんですが、これを大人の男性が着こなすのは相当難しいと思います。二十歳前後のファッション好きのかわいい系男子ならばオシャレに着こなせるんでしょうが、中年男性にとっては鬼門のデザインとなっていますね」(堺屋氏)

ボアビッグジャケット(チェック)+E/3990円

 裏地に高い防寒性を誇るボアを使用し、主役級の存在感を発揮したビッグジャケット。デザインのポイントは当然、見頃などにあしらわれたチェック柄だ。カラーはブラック、レッド、ベージュの3色展開。

「GUのサイトのモデルさん(大人男性)は、イケメンなのでこのアイテムをかっこよく着こなせていますが、一般的な中年の男性にこの柄のチェックは厳しいものがあるでしょう。特に赤チェック(レッド)は若々しすぎる印象で、まるで予備校生のよう。30代以上が着ると痛々しさが出てしまう可能性が高いです」(堺屋氏)

モッズコート+E/5990円

 高めの襟やジッパーを隠す比翼仕立てなど、風防効果のあるデザインが魅力のモッズコートで、ウエスト周りのドローコードによってシルエットを変えられるのが特徴。カラバリはブラック、カーキ、オリーブの3色展開。

「写真で見る限りはかっこいいのですが、『買ってはいけない』理由としてはフェイクファーの安っぽい肌触り感に尽きますね。近くで見たり触れたりすれば、フェイクファーだと丸わかりです。この値段でリアルファーは使えないのはわかりますが、ビジネスパーソンのような大人男性がこのフェイクファーのコートを身に着けるチープさは、違和感が大きいでしょう」(堺屋氏)

ツイードライクイージーアンクルパンツ(チェック)/1990円

 ツイードを使用することで暖かみを演出したチェック柄のアンクルパンツ。シルエットはすっきりとキマるテーパードだ。ウエストは着脱に便利なゴム仕様で、サイズ調整に便利なドローコードも付いている。カラバリはダークグレー、ダークブラウン、ネイビーの3色展開。

「くるぶしを出すタイプのアンクルパンツは、よっぽどのオシャレ好きじゃなければ購入しないほうがいいでしょう。理由は、冬にくるぶしを出していると無理している感じが出て寒々しいし、そもそも短め丈のブームは過ぎつつありますからね。さらにこのアイテムはチェック柄なので、短め丈&チェックのコンビネーションで“若者感”が出まくっています。大人男性が穿くと若ぶっているように見られて、痛々しい印象を与えてしまう可能性もあるでしょう」(堺屋氏)

 前述したように、GUはマストレンドにフォーカスした商品構成を推し出しているため、どうしてもデザインワークが若者向けになっている。もちろん大人男性が着てもスタイリッシュに着こなせるアイテムも多いが、今回紹介した5アイテムはズバリ、二十歳前後の若者向け。10代後半~20代前半であれば似合ってオシャレになれるだろうが、30代以上のビジネスパーソンは避けたほうが無難だろう。ぜひ冬コーデの参考にしていただきたい。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」 from A4studio)

※情報は2019年12月9日現在のものです。

A4studio

A4studio

エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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