
医薬品だけでなく食品や化粧品、日用品なども販売し、我々の生活を支えている“マツキヨ”ことマツモトキヨシ。1932年に開業した千葉県松戸市の個人薬局「松本薬舗」を前身として、90年近くの歴史を誇る大手ドラッグストアチェーンだ。
先日発表された2020年3月期第2四半期決算では、経営効率化の取り組みによって増収増益を果たしている。また、ココカラファインとの経営統合に向けた協議も進められており、1月中にはなんらかの発表が行われるという。ドラッグストア業界にも再編の波は押し寄せている。当然、老舗のマツキヨも進歩を続けていかなければ生き残れない。
そんなマツキヨでは、「matsukiyo」というPB(プライベートブランド)商品が展開されている。特にエナジードリンクの「EXSTRONG」シリーズは、効果とコストパフォーマンスの高さがインターネット上を中心に話題となり、マツキヨの底力を見せつけている。
そこで今回は、「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」がmatsukiyoの商品を独自にリサーチし、「この冬、揃えておきたいアイテム」を5つピックアップした。
ふろ水清浄剤 20錠/207円(税込、以下同)
肌寒い日には、ゆっくりと湯船に浸かりたくなるもの。しかし、毎日浴槽の水を入れ替えていると、水道代がかさんでしまうのも事実である。
そこでおすすめしたいのが「ふろ水清浄剤 20錠」。使い方はシンプルで、入浴後の浴槽にこの商品を1錠入れるだけ。これで残り湯が除菌され、翌日も衛生的に入浴することができるのだ。
残りに入れるとプールのようなにおいがするため苦手な人もいるだろうが、その点を除けば207円で20錠というお買い得商品なので、節水に役立つ優秀アイテムといえるのではないだろうか。
静電気防止スプレー 200ml/522円
冬は空気が乾燥するため、静電気が発生しやすくなる。そこで、衣類の静電気を防ぐのに有効なのが「静電気防止スプレー 200ml」だ。
この商品は衣類に限らず、自動車のシートなどの布製品にも使用可能。他社の静電気防止スプレーと比較すると、効果は決して見劣りしないにもかかわらず値段に対して内容量が多く、コストパフォーマンスの高さがユーザーから評価されている。
ただし、商品のパッケージに“微香性”と記載されているが、使用直後は非常に甘ったるい香りが漂う。布に匂いが染みつくほど強烈ではなく、時間を置けばほとんど気にならなくなる程度だが、気になる方は注意したほうがいいだろう。