眞子さまと小室圭さん、2月に結婚再延期を発表か…秋篠宮さま、眞子さまに判断委ねる

ご婚約内定会見時の眞子さま(右)と小室圭さん(左)(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

 令和2年を迎えたが、平成からくすぶり続けているのが、秋篠宮家が抱える眞子さまの結婚問題だ。昨年の11月30日、秋篠宮殿下は54歳になられたが、その際の会見でこう述べられた。

「この次の2月で2年たつわけですね。やはりその、昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、なんらかのことは発表する必要があると私は思っております」

 眞子さまと小室圭さんの、納采の儀の延期を発表したのが、2年前。この結婚問題について発表をされるということだが、いったいどんな内容になるのだろうか。皇室ジャーナリストから聞いた。

「一番考えられるのは、今2人は結婚に向けての準備をしている段階なので温かく見守ってほしいという、2年前の発表に沿った再延期です。もうひとつは2020年までの延期というその年がやってきたので、これから結婚の準備を進めていきたいという発表も可能性としてはあります。もうひとつは、今のところ先が見えないので一度白紙に戻して考えたいということ、それはお付き合いをやめることかもしれません。

 今の小室さんの現状を考えると、すぐにご結婚というのは難しいですよね。小室圭さんのお母さんの佳代さんと元婚約者さんの400万円の金銭問題について解決してほしい、あるいは問題ではないということだったら国民に説明してほしいと、秋篠宮殿下はおっしゃっていたわけですけれども、そのどちらもできていないわけですから」

 昨年7月、元婚約者、彼の代理人、小室家側代理人である上芝直史弁護士の3者が会談を行った。当初から元婚約者は、400万円は貸したものなので返してほしいと主張。小室家側は、借りたものではないので返す必要はないと主張し、真っ向からぶつかりあっていた。借金であることは認めないまま、支援への謝礼や和解金という名目で小室家が元婚約者に金銭を渡すことでの解決が見られるのではないか、という観測もあった。だが、小室家側は当初の主張をくり返すばかりで、解決の目処は立っていないという。

「小室さんの弁護士から、あまりアプローチがされていないというのが不思議ですね。この問題をクリアすれば結婚に一歩進める可能性があるのに、どうしてそれをされないのか。当初の主張を固持していれば、お金は返さなくていいかもしれないけど、結婚は遠のくわけで、困るのは小室さん側であって、眞子さまも困ります。これを見ると、本当に結婚される気があるのかな、という疑いさえ湧いてきてしまいます。

 本来であればお金もきちっと用意して、『結婚してください』というのが普通ですよね。それが逆に金銭トラブルが発覚し、その解決もしないまま、小室圭さんはアメリカに行ってしまった。一般家庭の結婚でも、こんな相手を信頼するのは難しいでしょう。今、秋篠宮家からすると、納采の儀が行われていないので、小室さんを婚約者とは見ていないですね。あくまでも眞子さまが付き合っている相手という認識でしょう」

秋篠宮殿下の誕生日のお祝いの席、欠席との報道

 金銭トラブル発覚当初は、「母親の問題であって本人の問題ではない」「当人同士の気持ちが大切」という声も世論に多かった。だがここに至って「小室さんはいったい何を考えているんだろう?」「こんな男性と結婚して大丈夫なのか?」という心配の声が国民に広がっていることは否定しがたい。それでも眞子さまの心は変わらず、小室さんとスカイプで連絡を取り合っているという。佳子さまは眞子さまの気持ちを尊重する発言をされているが、秋篠宮殿下の誕生日のお祝いの席に、お2人は欠席されたという報道もある。

「眞子さまと佳子さまの欠席については私も確認してないですが、宮内庁は否定していないですよね。お父上の誕生日のパーティですし、いつもお出ましになっていますから、事実だとするとかなり不自然な状況です。眞子さまは少しでも早く結婚されたいという気持ちがあるのかもしれないです。そうすると、今はかなり辛い状況ですよね。

 秋篠宮ご夫妻は、眞子さまがご自分で気づいてくれるのを待っているのではないかと思います。もう話すことは話してあるので、眞子さまがどのように考えているのか、今後どうやって考えていくのか、見守っているのでしょう。令和になって眞子さまのお立場も重くなって、重要な公務をこれからなさっていくわけです。そのなかで、ご自分のお立場をしっかり理解されて、国民の期待に応えるということに気づかれた時に、どのようにお考えになるかということになると思います」

 お子さまの気持ちを尊重されてきた秋篠宮家にとって、きわめて厳しい状況。これを乗り越えて、新しい時代の皇族の姿を見せてほしい。

(文=深笛義也/ライター)

深笛義也/ライター

1959年東京生まれ。横浜市内で育つ。10代後半から20代後半まで、現地に居住するなどして、成田空港反対闘争を支援。30代からライターになる。ノンフィクションも多数執筆している。

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