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ANA(全日空)やJAL(日本航空)の株主になると、航空券が半額で買える株主優待券を年2回もらえる。もし、航空券を買わない場合は株主優待券をチケットショップやヤフオクなどで売却することになるが、売却するお店や売却のタイミングで買い取り価格が大きく変わってしまうのをご存じだろうか? ここでは、航空会社の株主優待券を少しでも高く売る方法を紹介しよう。
株主優待券の買取価格は店や時期で大きく異なる!
株を買う目的はいろいろあるが、お得な「株主優待」目当ての人も意外と多いだろう。なかでも人気が高いのがANA(全日空)やJAL(日本航空)の株主優待である。ANAかJALの株主になると、配当金以外に航空券が半額(1枚で1人分・片道)で買える株主優待券を年2回もらえる。しかも、この株主優待券はゴールデンウィークやお盆、年末年始などのピーク時でも利用できるほか、早期割引き航空券と違い、直前でも半額になるのが大きな魅力となっている。
何を隠そう筆者はANAの株主であり、数年前から株主優待券をもらっているが、あまりANAを利用する機会がないので、何も考えずに近所のチケットショップで売却していた。ところが、買い取り価格は「チケットショップで大きく異なる」こと。そして「買取価格は常に変化している」ことに気が付いた。よく考えてみれば当たり前のことだが、以前は深く考えていなかったので、何年間も損をしていたのだ。
そこで、筆者は「空飛ぶ株優.com」というWebサイトで価格をチェックしてから売るようにした。さすがに最高値で売るのは無理だが、このWebサイトのおかげでそこそこ高値で売却できるようになったのである。