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鷲尾香一「“鷲”の目で斬る」

任意の自動車保険、4台に1台が未加入…被害者が泣き寝入りの可能性も、保険金値上がり傾向

文=鷲尾香一/ジャーナリスト
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          対人賠償  対物賠償

自家用普通自動車  82.3%   82.3%

自家用小型自動車  78.9%   78.9%

軽四輪乗用車    77.2%   77.2%

軽四輪貨物車    54.6%   54.5%

自家用小型貨物車  79.4%   79.3%

自家用普通貨物車  89.3%   89.3%

営業用普通貨物車  71.7%   72.2%

営業用小型貨物車  68.4%   69.4%

営業用乗用車    71.6%   76.3%

営業用バス     88.7%   88.2%

自家用バス     74.7%   74.4%

二輪車       42.3%   43.0%

特種・特殊車    48.5%   52.5%

 任意保険の普及率には地域性があり、普及率には最大で30%近い格差がある。特に、沖縄県は自動車共済を含めても、自賠責保険以外の対人賠償の普及率が低く、注意が必要だろう。

<普及率の高い都道府県>

      対人賠償  対物賠償   自動車共済を含む対人賠償

大阪府   82.6%   82.8%    富山県   92.1%

愛知県   81.8%   81.9%    香川県   91.6%

神奈川県  80.0%   80.2%    島根県   91.2%

京都府   80.0%   80.1%    愛知県   91.1%

奈良県   79.6%   79.5%    石川県   91.1%

<普及率の低い都道府県>

      対人賠償  対物賠償   自動車共済を含む対人賠償

沖縄県   54.0%   54.0%    沖縄県   77.9%

島根県   58.3%   58.3%    鹿児島県  81.9%

高知県   59.9%   59.8%    宮崎県   84.0%

宮崎県   60.2%   60.2%    山梨県   84.1%

秋田県   60.9%   61.1%    茨城県   84.4%

 さて、自賠責保険料が引き下げられることはドライバーにとっては喜ばしいことだが、一方の任意保険は、19年10月の消費税率引き上げや人身事故の保険金が増加していることなどから、損害保険大手を中心に値上げが相次いでいる。自賠責保険料が値下げされても、任意保険料が値上がりすれば、任意保険の加入を躊躇うことになりかねない。自動車を運転する以上、事故等の賠償に責任を持つため、十分な任意保険の加入しておくことはドライバーとしての“最低限のルール”だといえよう。

(文=鷲尾香一/ジャーナリスト)

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