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40代の2割が貯金ゼロ…でも老後心配無用にできる術!まず月収の2割を強制貯金?

文=A4studio
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「その場合は、たとえ回り道になっても、こつこつと積立で増やす投資方法をおすすめしています。主な資産運用には『つみたてNISA』と『iDeCo(個人型確定拠出年金)』の2つが挙げられ、投資で得られた利益が非課税というメリットがあるものの、iDeCoの場合は60歳までお金を引き下ろせないため、ややハードルが高いでしょう。私が推奨するのは、iDeCoへの投資は確実に投資に回せる少額に抑えておき、メインはつみたてNISAに、という形で併用することです。

 また、近年は大手の企業でも副業を認めるところが増えてきていますが、現実問題、副業をする余裕がある方は少ないという印象です。昼は会社で働き、夜は別のところでアルバイトという、時間を切り売りするような稼ぎ方は、決して割のいい話ではありません。よほどお金がギリギリという方は仕方ないにしても、ずっと続けられるものではないでしょう。

 ただ、ブログやSNSで文章を書いたり、写真をアップしたりなど、そういった表現活動には以前よりも取り組みやすい時代になっています。すぐに収入に結びつくとは限りませんが、セカンドキャリアにつながる可能性もありますし、自分の好きな分野を極めるところから始めてみてもいいのではないでしょうか。自分自身の楽しみを得ることで充実するため、むしろ支出が減ります」(同)

目的を決めなければ、お金は一向に貯まらないワケ

 60代の貯蓄状況については冒頭でも触れたが、消費者金融のSMBCコンシューマーファイナンスが1月に行った「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」では、自分の貯蓄を「0万円」と回答した男女が23.1%にのぼっている。

 老後のことまでリアルに想像できておらず、貯蓄もないという若い世代は、今からどういった準備をしておくべきなのか。波多間氏は「なんのために貯金するのかという順番を意識することが重要」だと語る。

「現代ではキャッシュレス決済が普及している影響からか、予算や家計を管理できていないまま、ただ流れるようにお金を使ってしまいがちです。しかしお金というものは、意識的に残そうとしなければ、たとえ収入がいくらあっても貯まりません。

 もちろん人によって異なりますが、家計のバランスが崩れるほどの多額の出費が必要になるパターンとしては家を買うこと、子どもを育てることの2つが代表的なところです。家を買ったら、なるべく早めにローンを返すことを中期の目標にしなければいけませんし、子どもができたら、1人当たり月に最低1万円貯めるくらいがちょうどいいでしょう。

 こうすると、子どもが18歳に育った頃には200万円ほど貯まっており、中学卒業まで国から支給される児童手当も、まったく手をつけていなければ、これまた200万円近くあるはずです。それだけあれば、高校卒業後の教育費もまかなえます。今年度からは、所得制限があるものの、私立高校の無償化や、大学進学等の給付型の奨学金制度も始まります。それほど教育費のことは怖がらず、子育てを楽しんでください。

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23:30更新
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