市川海老蔵、会見の裏でマスコミ各社に“細かすぎる自粛要請”…あの写真使用禁止を通達の画像1
市川海老蔵

 團十郎の復活に、厳しい報道規制が敷かれた――。

 5月に十三代目市川團十郎白猿を襲名する歌舞伎俳優の市川海老蔵が7日、東京都内で記者会見し、東京・歌舞伎座で3カ月にわたり行う襲名披露興行の演目を発表。5、6月に「勧進帳」を上演、6月には長男の堀越勸玄くんが「外郎売(ういろううり)」で八代目市川新之助の名では初舞台を踏み、7月には「山姥(やまんば)」で親子共演することが明かされた。5月3日の公演初日で海老蔵は團十郎を、6月1日には勸玄くんが新之助をそれぞれ襲名する。

 おめでたい記者会見となった一方、会見を仕切った松竹側からマスコミに向けてある通達が出されたという。

「会見前に松竹側が報道陣にペーパーを配りました。そのなかには、この日の会見を報道する際に“過去のこの写真は使うな”と規定が書かれていました」(テレビ局関係者)

 使用NGとされた写真のなかでも目を引いたのが、2010年11月に海老蔵が元暴走族の男に暴行された事件に関する記者会見の写真だった。

「海老蔵は事件翌月の12月7日に謝罪の会見を、同月28日には相手方と示談が成立したことを発表する会見を開いています。左目が真っ赤に充血した姿を覚えている人も多いはず。あの不祥事に関する2度の会見時の写真は、今回の襲名披露興行に関する報道で使用不可だと松竹側が報道陣に通達したのです」(同)

 使用規制の対象となった写真はほかにもあり、海老蔵が妻の麻央さんの乳がんを発表した会見(16年6月9日)、海老蔵が麻央さんの死去を報告した会見(17年6月23日)などで、写真だけではなく、海老蔵がブログとインスタグラムで麻央さんの療養に関して綴った投稿や、麻央さんのブログも使用NGとなった。

「麻央さん関連については非常にデリケートな事案のため、使用禁止は当然の要請です。これまでも松竹が海老蔵に関する報道で規制を敷いたことはありましたが、暴行事件の会見に関する写真の使用禁止はどうなのか。あの事件は自業自得としかいいようがないです」(同)

 もっとも、報道陣の間では「そもそも、もうあの暴行事件の会見写真は古いから使わないよ」と松竹の過敏な反応に苦笑する声も上がっていたという。

 海老蔵の父、團十郎さんが死去してから7年、“歌舞伎界の象徴”である「團十郎」の名跡が復活することは、梨園にとっても非常に喜ばしい出来事といえる。そのため、事件をめぐる会見の写真を使われて“水を差されたくない”という松竹サイドの意向はわからなくもないが――。

(文=編集部)

 

関連記事