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ムービン・ストラテジック・キャリア「誤解だらけのコンサルティング業界」

コンサル業界転職支援のプロが教える、面接で絶対に準備すべき“5つの質問”と答え方

文=成塚健史/ムービン・ストラテジック・キャリア
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2.2 筆記試験

 各試験タイプ(SPI、GAB、玉手箱など)の特徴については割愛しますが、企業ごとにどんなタイプの試験かはだいたい決まっているので、それを理解した上で対策しましょう。

 重要なのは2点、解くスピードと飛ばす勇気です。実際、受験者の皆様からのフィードバックを伺うと、お見送りになった方の大半が「全然解き終わらなかった」と話します。一部の企業を除き、問題そのものの難易度はさほど高くなく、コツがわかっていればすぐに解けるものも多数あります。ですので、解法を身体に覚えさせて条件反射で解けるようにトレーニングしましょう。

 そして、一般的なGABや玉手箱タイプの場合、合格点は高くても6~7割に設定されていることが多いです。つまり、是が非でも9割の正答率を出す必要がありませんので、最後まで解き終わるためには1割程度であれば思い切って飛ばす勇気も時には必要です。

2.3 面接

 この章では、選考概要の面接編でお伝えした具体的な5つの質問例について、準備におけるポイントを簡単に整理します。

(1)なぜコンサルタントになりたいのか

 コンサルタントに対する志望動機を述べる際のポイントは主に3点です。

 1点目は、「顧客志向」です。コンサルタントは高額なフィーを頂いて顧客のために仕事をしますので、スキルアップや経験といった自分本位な理由ではなく顧客志向のマインドを伝えましょう。

 2点目は、「必然性」です。「コンサルタントでないといけない理由」を語らなければ相手は納得しません。コンサルタントが問題解決のプロフェッショナルである点を意識した上で志望動機に落とし込みましょう。

 3点目は、「実体験」です。企業に対するコンサルタントの必要性や社会動向などを一般論的に語るのではなく、「どんな経験からコンサルタントになりたいと思ったのか」を実体験ベースで語りましょう。実体験によって感じた思いに対して他人がそれを否定することはなかなかできませんから、納得感の醸成につながります。

 5つの質問例の中でもこの質問が最重要であり、ここで面接官が納得しないと面接を通過することは基本的にありません。最も力を入れて対策すべき事項ともいえます。

(2)コンサルタントになって何がしたいのか

「企業の問題解決がしたい」「困っている会社を助けたい」といった抽象度ではなく、“どんな問題”を解決したいのか、“どのように”貢献したいのかといった志向をしっかりと整理しておきましょう。業務領域や、さらにその中でもどんなテーマに興味があるのかまで整理するとよろしいかと思います。コンサルティングのテーマ例としては、各社のホームページに記載の事例集なども参考にしてみてください。

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11:30更新
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