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ダイヤモンド・プリンセス対応に疑問の声も…東京五輪開催に暗雲、安倍政権の目論見狂う

文=編集部

「クルーズ船内の感染者が毎日、増えるのは頭が痛い。船内待機という判断がよかったのかという疑問も政府内で湧いている。乗員乗客は半数が外国人なので、海外メディアも大きく報じている。クルーズ船の感染者を加えれば、日本は中国に次ぐ2番目の感染大国になってしまうので、イメージ悪化で入国制限をする国が広がりかねない」(自民党関係者)

日本経済に与える影響も拡大

 感染拡大が日本経済に与える影響も大きくなりつつある。インバウンドの激減によるダメージは計り知れず、日本の自動車メーカーは中国工場で部品の供給がままならず、春節後の稼働が遅れている。感染が長期化すれば、2020年の日本経済がマイナス成長になると予測するレポートも出てきている。4月の国賓招待を予定している中国の習近平国家主席の来日も、延期の公算が高まってきた。

 そして最大の懸念は夏の東京五輪パラリンピックだ。

「中止が検討されているというデマが流れて、組織委員会が否定する事態に発展したが、現実には本当にやれるのかどうか。予定通り開催できても、来日を拒む選手が出てきたり、中国選手と競技するのを嫌がる選手が出てきたりする可能性もある。五輪をレガシーにと思い描いてきた安倍首相のシナリオが狂ってしまう」(官邸関係者)

 強運の持ち主が一転――。こうなると、第1次政権のような失意の中での退陣もあり得るかもしれない。

(文=編集部)

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