元SMAPの中居正広ジャニーズ事務所を退所すると報じられている。2016年にSMAPが解散した翌年、稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛は事務所を退所し「新しい地図」を結成、木村拓哉は残留。3人と行動をともにすると見られていた中居は事務所に残っていた。このタイミングで飛び出る理由は何か。

「『新しい地図』の3人は独立後にレギュラー番組が次々と終わり、地上波に出演する機会が減った。もし中居が同じ時期に事務所を飛び出していたら、同じ仕打ちに遭っていたでしょう。しかし昨年、ジャニーズが新しい地図の3人を起用しないようテレビ局に圧力をかけた疑いがあるとして、公正取引委員会が調査を行い、独禁法に違反する事実は認められなかったものの同法違反につながる恐れのある行為が認められたとして、ジャニーズに対し注意しました。

 これによって、テレビ局はあからさまな“元ジャニーズ外し”をできなくなった。ジャニーズを辞めても、中居の番組がすぐに終わることはない。良いタイミングで独立を決断したと思います」(芸能事務所関係者)

 もっとも、中居は「新しい地図」に合流するわけではないといわれている。

「大手に移籍するにしても、個人事務所を立ち上げるにしても、後ろ盾になってくれる人を見つけたのでしょう。個人事務所の芸能人も結構いますが、実質的には大手の傘下に入っているケースが多い。中居ほどの商品価値がある芸能人なら、名乗りを上げる事務所はいくらでもあると思いますよ」(同)

 一方で、SMAPの再結成が遠のいたとの見方もある。

「もともと修復は難しかったが、リーダーの中居が事務所に残ることで、ジャニーズと『新しい地図』の橋渡し役となり、いずれは再結成の可能性がなかったわけではない。中居が完全な独立となれば、実現性は低くなる。ただし、ジャニーズと業務提携というようなかたちになれば、話は別。いずれにしろ、すぐに実現する話ではないですけど」(別の芸能事務所関係者)

 これでSMAPの元メンバーで、ジャニーズ所属は木村のみとなる。

「先日のコンサートで、木村がSMAPの歌を歌ったことで、他の4人の気持ちはさらに離れたでしょう。SMAPというグループのリードボーカルが木村で、他の4人が楽器やコーラスなら話は別です。しかし、SMAPは5人すべてがボーカリスト。他のメンバーが歌ってないのに、残留した木村だけがヒット曲を歌えば、元SMAPファンのみならず世間から非難が殺到するのは目に見えている。それなのに、事務所の人間が誰も気付かないし、指摘しない。事務所内で裸の王様になっているのではないでしょうか。グループ時代のソロ曲だけにして、ヒット曲は封印しておけば逆に株が上がったかもしれない。木村には良いブレーンが必要ですよ」

 SMAPが5人揃う日はやってくるのか。

(文=編集部)