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藤山哲人「たかが家電、されど家電」

シャープの電子ノート「WG-PN1」、1度使い始めたらコレなしじゃ生きられなくなった

文=藤山哲人/体当たり家電ライター
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 あなたは会議のメモをどのように取っているだろう? 最近はノートPCやタブレットPCで、キーボードをパカパカ打っている人も多い。もしメモに図が必要な場合なら、タッチパネルでイラストだって描ける。こんなにデジタルガジェットがオラオラ! と幅を効かせる時代だが、ノートやメモなどレガシーな紙デバイスを使っている人も多い。実は筆者もその一人で、昨年まで無印良品やファミリーマートで売っている、A5サイズのドット罫線の入ったメモを使っていた。

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もう10冊目ぐらいになるのかな? 歴代のメモ

 紙デバイスは文字もイラストも描けるし、マーカーで重要な部分を○で囲んだりも簡単。何より電池切れの心配がない。さらに言うと、PCやタブレットだと、ある程度机などのスペースがないとメモするのが難しい。でもA5サイズのメモだったら、工場見学で歩きながらメモしたり、立ってインタビューしてるときでもメモできる。だから紙最強! しかも機動性のあるメモ帳は、A5サイズからB6サイズ。これが長年取材をしてきた筆者の結論だ。

 そんな“紙最強! 信者”の心をガッチリ掴む、デジタルデバイスが登場! それがシャープの電子ノート「WG-PN1」だ。

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シャープの電子ノート「WG-PN1」。紙派の人にぜひオススメ。いっぺん使ったらやめられません! 価格はだいたい2万円

 サイズはA5判程度と理想的、紙のように自由に書けて、バッテリー長持ちで電池の心配ほとんどなし。もちろん電車の中でも使えて機動性も抜群。

電子手帳から続くシャープの電子ノート

 シャープはデジタル黎明期から、世界に先駆けて手帳を電子化してきた老舗メーカー。電卓サイズの電子手帳、予定やアドレス帳などの個人情報をメモしておけるザウルス、その小型版のWizなどのPDA(Personal Digital Assistant)を発売していた。いまはスマホに取って代わられてしまい、ほとんど見ることがなくなってしまった。しかし2012年から、シャープの電子ノートが復活、というか新発売。ここで紹介している電子ノートそっくりなのだが、ちょっとだけ、でも大きく違う。それは画面が白黒液晶という点だ。そして電池を長持ちさせるために、腕時計と同様に、バックライトを持たない反射式液晶という点。

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シャープのザウルス(PI-5000)1994年製で、筆者が実際使っていたもの。富士通からはOASYSポケットやらも登場し、筆者はNECのモバイルギアの開発にもちょこっと携わってました
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こっちは小型のシャープ Wiz(PA-Z700)、1995年11月発売。その後、縦型デバイスで小型化されザウルスもこれに追従。VAIOノートカラーにペイントしてるので紫になっている。なんと動く!
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筆者にとって革命的なデバイスのシャープ 電子ノート(WG-PN1)

 反射式液晶は、電池が長持ちするという反面、暗いところでよく見えないというのが難点。だから腕時計にはランプがついていて、暗いところで時間を確認する場合はランプを点灯するようになっている。

 さて、初代の電子ノートは、電卓と同じでランプやバックライトがない。となると、明るい部屋でしか使えないのだ。つまり、新製品発表会などは、たいてい部屋を暗くしてパワーポイントを使って説明したり、部屋を暗くして新製品にかぶせた布切れを取るオープンベールをするときなど、メモがまったく取れないというわけ。

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液晶画面の代わりにEinkという電子ペーパーを搭載したWG-PN1。もともと紙の本と同じように読める画面として、電子ブックリーダーに使われているデバイス

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