
昨年6月に起こった闇営業騒動から約9か月、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村亮が2月24日、ルミネtheよしもとで行われたライブ「SNSに上げられなかった写真館」でついに本格復帰を果たした。厳密には1月30日に相方の田村淳とトークライブを開催して芸能活動を再開していたが、それは狭い小屋で行われたシークレットライブのようなもの。今回、吉本興業のメイン舞台ともいえるルミネtheよしもとでの復帰を遂げた今、田村亮のテレビ復帰への期待も高まるところだが……。あるエンタメ雑誌の記者は次のように分析する。
「24日のライブでは、謹慎中に亮さんの奥歯が折れていたという逸話を披露し、その写真を公開。ストレスから来る歯ぎしりで奥歯が折れたらしく……。また自宅のソファに左足をぶつけ指2本を骨折したことも明かし、観客からどよめきと笑い声が上がっていました。やはり大勢のお客さんの前に出るのは久々だったからなのか、最初はやや緊張している感じもありましたが、売れっ子芸人としてしっかり笑いをとってましたね。
ルミネtheよしもとへの出演は3月にも決定しており、しばらくは舞台を中心に芸能活動を続けるようですが、水面下ではレギュラー番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)で、出川哲朗や狩野英孝など、番組でお世話になってる共演者に復帰の挨拶を済ませ、現在AbemaTVの『ロンドンハーツ』として配信中。当番組内でも淳さんがしきりに『地上波復帰はまだです』と言ってましたが、ここまできたら、春先には地上波『ロンドンハーツ』での復帰も濃厚だと思います」
吉本興業の大崎会長も好意的
一方で、闇営業騒動の“戦犯”ともいわれている雨上がり決死隊・宮迫博之はYouTuberデビューを飾り、すでにチャンネル登録者数は60万人を突破。さまざまな人気YouTuberたちとコラボ動画を撮りまくり、怪気炎を上げているが……。ある週刊誌記者は次のように語る。
「宮迫さんに先んじてロンブー淳さんが立ち上げた『ロンブーチャンネル』はチャンネル登録者数が30万人ちょっとなので宮迫さんのチャンネルの約半分ということになりますが、淳さんには『亮をYouTubeで復帰させるのは簡単。それよりも、舞台を経てきちんとテレビに復帰させたい』という思いが強く、いまだにYouTubeに亮さんを出演させてはいません。これには吉本興業の大崎会長も好意的な印象を持っていて、むしろYouTuberとして好き勝手にやり、テレビへの未練を語りまくる宮迫さんとはあまりにも対照的です。
宮迫さんにも生活があるため仕方ないという声もありますが、テレビ復帰という意味では逆効果でしかない。その点、株式会社LONDONBOOTSを立ち上げ、亮さんを所属芸人とし、吉本興業とのパイプ役を担うという策を講じた淳さんはほんとに策士というか、頭がいいと思いますね」
