NEW

汗などの化学物質、ヒトの感情を他人に伝達…デジャブ、残留物質への接触が原因か

文=水守啓/サイエンスライター
【この記事のキーワード】

, ,

 このようなデジャヴ(既視感)、いや既知感と似た体験を説明するのに、世間では前世の一つにおいて、そこが実際に馴染み深い場所であったとするものがある。決してその可能性を否定するものではないが、ここで他の説明も浮上することになるのかもしれない。特別な感覚を得た場所が、例えば建物の場合、その壁や床などに感情的な情報を伝えうる化学物質が長期に及んで残留していて、過去の他者が発した化学物質に触れて同調し、疑似体験する可能性である。

 もちろん、そこで同調的に体験しうるのは特別な感情のような漠然としたもので、ストーリーを含めた具体性は伴わないかもしれない。だが、そんな感情がデジャヴや既知感と結びつく可能性や限界を知る上でも、さらにこのような研究を進めていく価値はあるように思われる。これまで、このようなことはあまり学問的に研究されてこなかった。さらにさまざまなケースを調べていくことで、神秘とされた領域が次第に明らかとなっていくのかもしれない。

(文=水守啓/サイエンスライター)

【水守 啓(ケイ・ミズモリ)】

「自然との同調」を手掛かりに神秘現象の解明に取り組むナチュラリスト、サイエンスライター、代替科学研究家。 現在は、千葉県房総半島の里山で自然と触れ合う中、研究・執筆・講演活動等を行っている。
 著書に『世界を変えてしまうマッドサイエンティストたちの【すごい発見】』『ついに反重力の謎が解けた!』、『底なしの闇の[癌ビジネス]』(ヒカルランド)、『超不都合な科学的真実』、『超不都合な科学的真実 [長寿の謎/失われた古代文明]編』、『宇宙エネルギーがここに隠されていた』(徳間書店)、 『リバース・スピーチ』(学研マーケティング)、『聖蛙の使者KEROMIとの対話』(明窓出版)などがある。

ホームページ: http://www.keimizumori.com/

関連記事

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ