正解のないWEBマガジン~wezzyより】

弱い男たちが渋滞する「自己責任社会」時代の男らしさについての画像1

藤井達夫さんと田中俊之さん

自己責任論に縛られる男たち

 「勝ち組・負け組」「格差社会」という言葉に象徴されるように、平成から令和にかけて、世代間・個人間の経済格差が拡大していることを肌で感じます。みなさん。不安を感じていませんか? 私は不安です。基本的には呑気に生きているのですが、ふと夜中に「このまま仕事を順調に続けていくことができるのだろうか。年老いたときには、ホームレスになって猫しか友達がいなくなるのでは……」といった不安に苛まれます。

 2019年、「12年勤務して手取り14万。日本終わってますよね」というツイートを晒し上げた堀江貴文氏の「日本が終わってるんじゃなくて、お前が終わってるんだよ」という発言が話題になりました。あー、だとすると、「終わってる人たちで構成されてる日本、やっぱ終わってる」ことになりますね。

 日本は男女の賃金格差が激しい国(※1)であるため、「女性の貧困」という言葉が各種メディアで取り上げられるなど、女性の貧困、シングルマザーの貧困、それに伴う子供の貧困は大きな問題となっています。ですが、だからといって男性なら全員経済的に豊かになれて安心して暮らせる、という時代でもありません。