タウンユースには不向きなデザインだが、コスパはバツグン

 では、デザイン面、コスト面ではどういう評価なのだろう。

「デザイン面は、もともと現場作業用ということもあり、やや野暮ったさは拭えません。タウンユースにも……とは言いがたいのではないでしょうか。ですが、ワークマンには『現場作業員の服をワンランクおしゃれにアップさせたい』というマインドがあるようで、デザイン性の向上に力を入れているのは確かです。

 また、この性能で税込2900円という低価格を実現しているのも驚異的ですね。アウトドアの有名ブランドのアウターだと、2万円を超えるようなものもざらですし、ユニクロの防寒アウターでも1万円前後です。充実した機能の数々を考えると、コスパは非常に優れています。

 以上を踏まえて総括しますと、たとえ安い値段でもつくりに手を抜かず、ユーザーに長く何度でも使ってもらいたいという、ワークマンの思いやりが見受けられる商品でした。また、このブルゾンに限らないことなのですが、カジュアル系のアイテムであってもペン差しやネームループを忘れないなど、『あくまで現場作業員に向けた商品をつくっているのだ』という誇りも強く感じられます」(同)

 カジュアルアイテムでヒットを飛ばすワークマン。しかし、このブルゾンからも伝わってくるように、現場で戦う作業員と真摯に向き合う姿勢は、今なお健在のようだ。

(文=A4studio)

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