
3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所する中居正広の評判に“異変”が起きているようだ。退所を発表した2月21日の記者会見では、ユーモアを交えながらSMAPの不仲説などについても言及し、「中居らしさ全開」「全方位に気配りする姿勢が素晴らしい」と称賛を集めた。それだけに、いったい何が起きているのだろうか。
「日刊ゲンダイDIGITAL」3月17日付記事によると、仕事に対する姿勢が変化しているという。中居の番組を担当する放送作家が「最近、中居くんの態度が超大きいんですよ」「(会見前は)平身低頭だったのが手のひら返しなんです。横柄になったというか仕事ぶりがかなり雑になりました」と語っているのだ。
また、中居のレギュラー番組を制作するという大手制作会社のプロデューサーも「ジャニーズ時代は絶対タブーだった素人イジリをするようになりました」と語り、「事前打ち合わせで絶対にやめてくれと言っても聞く耳を持たない」「見ていて不快感しか残りません」とバッサリ切り捨てている。
中居は30年以上在籍していたジャニーズ事務所を退所後は、個人事務所「のんびりな会」を設立し、フリーランスとして活動することが発表されている。
「とはいえ、普通のフリーとは立場が違うでしょう。ジャニーズを辞めた後はさすがに露出が減るのかと思いきや、仕事のオファーは引きも切らずと言われています。冠番組の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)は4月以降も継続、『中居くん決めて!』(同)は3月で終了するものの、4月から同じTBSで中居がMCを務める新番組がスタートすることが決まっています。こうした事情に鑑みると、最近の“急変”には『天狗になっているのでは?』『退所後も仕事が安泰なので腰の低さが消えた』との見方が浮上しても仕方ないでしょう」(テレビ局関係者)
それでも、今後の動向次第では、その地位も安泰ではないのかもしれない。
「ジャニーズ事務所は中居との不仲説が取り沙汰された滝沢秀明が副社長となり、それゆえ中居の立場がなくなったのでは、という見方も一部で浮上しています。また、将来的には、今や犬猿の仲とされる木村拓哉が幹部に昇格するとも言われており、そうなれば退所組の中居の仕事に対するジャニーズの“介入”が発生するかもしれません」(週刊誌記者)
中居といえば、3月15日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)にゲスト出演した際、新型コロナウイルスの影響により選抜高校野球大会が中止になったことについて、「無観客で開催しているプロ野球のオープン戦の前に、選抜に選ばれた高校のチームを招いて練習試合をできないか」「特別に中止になってしまったのだから、(日本高野連と日本野球機構が)特別に協力してプロ野球選手と夢の試合をさせてあげられないか」などと提言して「野球愛が伝わる素晴らしい救済案」「こんな考え、誰も思いつかないわ」と称賛を浴びるなど、そのコメント力やMCとしての力量には定評がある。
ネット上でも、「おもしろければ生き残るし、つまらなければ消えていくだけ」「中居くんならフリーになっても大丈夫でしょう」「ジャニーズを辞めても成功するという代表例になってほしい」との声が上がっている。