国会ではこんなやりとりもあった。3月6日の衆院外務委員会で野党議員が安倍首相の掲げる「地球儀を俯瞰する外交」という言い方はおかしいと指摘。地球儀そのものが俯瞰図なので、正しい日本語は「地球を俯瞰する」だと質したところ、茂木氏は、「概念としては『地球』のほうが正しいかもしれない」と言いつつも、「こういうのはキャッチフレーズだから、地球儀と言うほうがビジュアル的に俯瞰している感じがする」と、首相をフォローしたのだった。

「茂木さんは竹下派。同派にはもう一人、加藤勝信厚生労働大臣という『ポスト安倍』候補がいて、茂木さんは加藤さんをライバル視している。今回の新型コロナウイルス対策では、厚労省がメインのため加藤さんの露出度は高いものの、初動の遅れや後手に回った対応で評判を落としている。茂木さんはますます安倍首相へのアピールに力が入っています」(自民党ベテラン議員)

 新型コロナウイルスの感染拡大は、日本経済をガタガタにさせ、東京五輪の中止や延期が現実になろうというほど深刻になっているのに、自民党幹部や政権幹部は自分の“出世”しか眼中にないようだ。

(文=編集部)

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