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永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報

安倍政権の“不倫カップル”和泉首相補佐官と厚労省官僚に永田町の怒りが収まらない理由

文=神澤志万/国会議員秘書
安倍政権の不倫カップル和泉首相補佐官と厚労省官僚に永田町の怒りが収まらない理由の画像1
和泉洋人首相補佐官(写真:毎日新聞社/アフロ)

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 相変わらず新型コロナウイルスの騒動が続いていますが、3月14日夜の安倍晋三首相の記者会見以来、消費税減税や東京オリンピック・パラリンピックの動向に注目が集まっていますね。

「屋外に出て運動の機会もつくってください」という安倍首相の言葉もあったせいか、15日の日曜日は久しぶりに外出したという人も多かったようです。晴れたこともあって、都内の公園も家族連れなどであふれていました。ちょっと他人との距離が心配になるくらいでしたが、みなさんが少し前向きになれているのかもしれませんね。

 換気をよくして、ほどよい距離感を保つことや、手洗い、うがい、マスク着用を徹底すれば、会合も楽しく開催できると思います。主催者の方々は、万が一感染者が出たときの責任を恐れて、会合を中止にしているだけではないでしょうか。判断は難しいと思いますが、閉じこもっていても気分がふさいでしまうだけですから、感染を防止する工夫をしながら開催を検討していただきたいです。

 一方で、前回の記事でもお伝えした通り、WHOが「パンデミック」と宣言した以上、東京五輪の開催は日本だけの問題ではなくなりました。しかし、日本のコロナ対策の不備が原因で開催が中止や延期になる事態だけは、絶対に避けなければなりません。だからこそ、五輪担当大臣も東京都知事も「通常通り開催する」と明言しているのです。まぁ責任逃れとも言えますが、今後の日本経済へのダメージを考えると、延期の原因が日本の責任にならないようにするのは当然ともいえます。

 みなさんが少しでも早く通常の生活に戻るためにも、手洗い、うがいの徹底をよろしくお願いします。

「総理はなぜクビにしないのか」

 コロナ対策でみんなが対応に苦慮している中、「政府の不倫カップル」は今もほうぼうに迷惑をかけまくっています。

「総理は、なぜ和泉洋人首相補佐官と大坪寛子厚生労働省官房審議官をクビにしないのか」

 永田町の住人は、みんな首をかしげています。実際、和泉補佐官と大坪審議官に浮上しているのは、ただの不倫疑惑ではありません。その関係を仕事に持ち込み、行政をゆがめているというものです。出張にかこつけた京都不倫デートが「週刊文春」(文藝春秋)で報じられたことに始まり、和泉補佐官による大坪さんの厚労省審議官昇格のゴリ押しや、ノーベル賞受賞者の山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所所長への恫喝、和泉補佐官の海外出張に無関係な大坪審議官の同行……。

 しかも、出張先の2人の部屋は内部でつながっているコネクティングルームだったことは国会でも証言されています。コロナ騒動もあって、今はコネクティングルーム問題は終息しているかのように見えますが、永田町では「税金を使っての不倫出張なんてとんでもない!」「日ごろから他省庁の人事にまで口を出す和泉補佐官が自分は堂々と不倫だなんて、許しがたい!」と、まだ怒りが収まらない人たちが多くいます。

 そもそも、和泉補佐官は国土交通省出身なのに、海外出張の際は英語が苦手だからか、外務省に「内閣官房からのオーダー」としてコネクティングルームの予約をさせていました。

 この件で、予算委員会で答弁に立った外務省の職員は「外務省としては内閣官房からのオーダーでは断れない。詳細は教えてもらえず、ただ予約手続きを行っただけなんだから、答弁は和泉補佐官が自らすべきでしょ!」と怒り心頭のようでした。

 また、OBだからと、和泉補佐官は国交省職員にも“超上から目線”でオーダーしてくるそうで、省内では「いい加減にしてくれよ」と思われているそうです。「和泉補佐官の奥様のところへ行って、奥様の本当の気持ちを聞いて暴露したいくらい」だとか。

 また、厚労省の職員たちも同じような心境だと聞いています。コロナ対策で不眠不休で働いているときに、大坪審議官がホテルで高級スイーツを楽しんでいるなどと報じられたため、「バカヤロー!」と叫びたい気分だそうです。

 和泉補佐官が国家公務員の人事にまで口を出し、大坪さんを審議官に昇格させたため、指揮系統がゆがんでしまい、現場は混乱する一方だそうです。がんばっている厚労省の職員のみなさんにとっては残念な話です。

 ほかにも多くの“疑惑”がある2人を安倍首相がクビにできないようであれば、国民の理解も得られません。現在の内閣の最重要課題は、国民の信頼を取り戻すことです。そのためには、当たり前のことを毅然とできる総理大臣でなければならないと思います。

(文=神澤志万/国会議員秘書)

『国会女子の忖度日記:議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』 あの自民党女性議員の「このハゲーーッ!!」どころじゃない。ブラック企業も驚く労働環境にいる国会議員秘書の叫びを聞いて下さい。議員の傲慢、セクハラ、後援者の仰天陳情、議員のスキャンダル潰し、命懸けの選挙の裏、お局秘書のイジメ……知られざる仕事内容から苦境の数々まで20年以上永田町で働く現役女性政策秘書が書きました。人間関係の厳戒地帯で生き抜いてきた処世術は一般にも使えるはず。全編4コマまんが付き、辛さがよくわかります。 amazon_associate_logo.jpg

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