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au PAY+Ponta合体の衝撃…ユーザは“二重取り”可能、勝手にポイント貯まる仕組み

文・取材=後藤拓也/A4studio
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 では、au WALLETポイントがうまくいかなかった理由はなんなのか。

「さまざまな提携先でポイントが貯まる“共通ポイント”ではないからです。au WALLETポイントは、auの利用料金の支払いやau WALLETプリペイドカードなどの決済でしか得ることができず、提示などでは貯められないんですね。それがPontaポイントに切り替わると、例えばローソンを利用したことでもポイントが貯まり、au PAYで決済したことでもポイントが貯まるようになる、いわゆる“二重取り”が可能になります。

 ドコモやソフトバンクには以前から二重取りができる仕組みがあり、それならばとauから通信キャリアを切り替えてしまった人もいたでしょう。それが今回Pontaと提携したことによって、お得度としては遜色がなくなったので、auを使い続けようと思う人も出てくるのではないでしょうか」(同)

ポイント業界再編の流れは加速していく

 Pontaとの提携は、au側に大きなメリットをもたらしそうだ。では、Ponta側にはどのようなメリットがあるのだろうか。

「Pontaポイントとdポイントに、Tポイントと楽天ポイントを加えた、いわゆる“4大共通ポイント”のなかでも、Pontaポイントは貯まりにくいポイントだといえます。なぜなら、自分でポイントを貯めようとしないと貯まらないポイントだからです。例えば、dポイントや楽天ポイントは、ドコモのスマートフォンや楽天のインターネット通販を使っていると、勝手に貯まるんですね。気が付くと巨大なポイントが手に入っていて、それならばポイントを使ってみようかなと、新たにポイントサービスの利用を始める人も多いのではないでしょうか。

 Pontaとしては、この自然にポイントが貯まっていかないシステムが致命的に不利だったはずです。しかしauと組むことで、auでスマートフォンの料金を支払えば、勝手にポイントが貯まる仕組みを作ることができる。このことは、業界にもかなり大きなインパクトを与えるのではないかと思います」(同)

 最後に、これからのポイント業界の見通しについて語っていただいた。

「これから先の1年、2年で、共通ポイントの提携先は目まぐるしく変わっていくのではないでしょうか。

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