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朝ドラ『スカーレット』最終週、武志は亡くなる?真奈との恋路は?史実に隠されたヒント

文=安倍川モチ子/フリーライター
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連続テレビ小説『スカーレット』|NHKオンライン」より

 NHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』の最終週が、ついに始まった。今作は滋賀県の信楽を舞台に、日本初の女性陶芸家を目指すヒロインが、次々と襲ってくる困難を明るくけなげに乗り越えながら、陶芸家として成長していく物語だ。

 主人公の川原喜美子役を演じるのは、女優の戸田恵梨香。喜美子の元夫・十代田八郎役は、現在人気上昇中の松下洸平。息子の川原武志役は、モデル出身の人気若手俳優の伊藤健太郎が演じている。

 貧しい一家の長女に生まれた喜美子は、紆余曲折がありながらも陶芸家の道へ進んだ。そこで、幼い頃に拾った焼き物の一部の色を再現しようと、昔ながらの焼き方・穴窯に挑戦。度重なる失敗から学びを得て、ついに穴窯での作品作りを成功させた。

 その一方で、プライベートでは八郎と離婚してシングルマザーになるなど、近年の朝ドラでは類を見ないほどの苦境に立たされ、視聴者をハラハラさせてきた。

 そして、最大の苦境となったのが、息子の武志に襲いかかった病だ。病名は「白血病」。ドナーを探し、残された親子の時間を大切に生きようとする中、3月23日の放送では、武志が大作を完成させた。武志は喜美子と大きな喜びに浸る一方で、抗がん剤治療の副作用と思われる味覚障害を発症する。また、同じ病室だった智也(久保田直樹)の死により自身の死が現実味を帯び始めたことで、武志は八郎につっかかり、喜美子に「死にたくない」と胸中を打ち明けた。

 最終週とは思えないハラハラ展開に、ツイッターでも心配の声が上がっている。無事に最終回を迎えることができるのかと、視聴者は気になって仕方ない様子だ。

モデル不在の『スカーレット』の結末は?

 そもそも、今作のヒロインに直接的なモデルは存在しないが、日本の女性陶芸家の草分けである神山(こうやま)清子さんの半生が参考にされていると言われている。実際、ドラマの至るところに神山さんにまつわるエピソードが散りばめられている。

 たとえば、幼い頃から絵が得意だったこと。陶器製造会社で火鉢の絵付けをしていたこと。そこで知り合った男性と結婚したこと。釉薬を使わずに色を出す「自然釉」を生み出したこと……。

 もちろん、ドラマには神山さんの半生にはないオリジナルのエピソードも盛り込まれている。そのため、フィクションとノンフィクションが絶妙に交差するストーリーとなっていて、「ここはオリジナル。でも、ここは神山さんのエピソード」と振り分けながら見るのも楽しい。

 だからこそ気になるのが、ドラマの結末だ。武志は亡くなってしまうのか? それとも、無事にドナーが見つかってハッピーエンドとなるのか? 視聴者が注目するポイントは、この点だろう。そこで、『スカーレット』の最終回をより楽しめるよう、神山さんの史実を時系列でおさらいしたい。

神山清子さんの息子は慢性骨髄性白血病に

 1990年の冬、武志のモデルであろう神山さんの息子の賢一さんは29歳で突然倒れ、慢性骨髄性白血病と診断された。医師からは「(この病気にかかった人は)発病から2年半で亡くなる」と忠告される。

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