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『とくダネ!』小倉智昭、生放送で「森喜朗」を読めず「わざと揶揄?」「ガチなら潮時」

文=編集部
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フジテレビ(「Wikipedia」より)

 3月24日放送の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)で、メインキャスターの小倉智昭氏が「森喜朗」を誤読し謝罪したことが物議を醸している。同番組では、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことを受けて、今夏に開催される予定の東京オリンピックの延期が決定的になったことを伝えた。

 22日に国際オリンピック委員会(IOC)が緊急理事会を開いて東京オリンピックの延期を本格的に検討することを決定し、23日には東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長と武藤敏郎事務総長が記者会見を行い、森会長が以下のように述べた。

「(通常開催に向けて)私どもは歩んでまいりましたが、今日の状況を見ると、国際情勢は変化して、まだ予断を許さない。欧州や米国など異常な事態になっている地域もある。いろんな(延期や中止を求める)声があるのに『最初の通り、やるんだ』というほど我々は愚かではない」

 また、国会では、安倍晋三首相も「中止は選択肢にない」とした上で、「仮にそれ(完全実施)が困難な場合は、アスリートのみなさんのことを第一に考え、延期の判断も行わざるを得ない」と述べるなど、延期を容認する考えを初めて示した。

『とくダネ!』では、番組冒頭で小倉氏が「昨日、安倍総理大臣や森きろう会長が延期検討を初めて言及する中、聖火リレーについても大幅な変更がありました」と発言。直後に伊藤利尋アナウンサーに「森よしろう会長です」と訂正され、小倉氏は「あ、ごめんなさい」と謝罪した。

 また、聖火リレーについては一般ランナーの参加を中止する方針が判明し、聖火をともしたランタンを車に乗せて予定コースを走るという代替案が有力となっている。これに対して、小倉氏は自身の体験を振り返りながら、「オリンピックで聖火が消えるときは涙が出るほどだったんです。だから聖火も含めて僕はオリンピックの完全な形だと思うんですけど、ランタンでっていうのはどうなんですかね」などと語った。

 冒頭の「森きろう」発言に対して、視聴者からは以下のような声が噴出している。

「小倉さん、確信犯? わざと揶揄してそう」

「森きろう=切ろう(辞めろ)ってことかな。本音が出たね」

「慣習としてそう呼ぶのはわかるけど、情報番組のキャスターなら正確に言うべき」

「あえての“きろう”なのかもしれないけど、たいしておもしろくない」

「最近はトンチンカンな発言も多いし、ガチで間違ったのかと心配になった。ただの間違いなら、そろそろ潮時なのでは」

 小倉氏の発言と視聴者の反応について、週刊誌記者は以下のように語る。

「首相時代は政権が短命に終わったことを皮肉って、よく『しんきろう』と言われていましたし、今でも政治記者やマスコミ関係者の中には慣習のように『きろう』と呼ぶ場合があります。ほかにも、経済界の大物などの名前をわざと音読みすることもよくあるので、小倉さんもそうしたノリで言ってしまったのではないでしょうか。ただ、生放送の情報番組で発言してしまったことについては、判断ミスと言わざるを得ません」

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