小池都知事が緊急会見(写真:つのだよしお/アフロ)

 東京都の小池百合子知事は25日、緊急会見を行い、新型コロナウイルス感染の拡大について「重大局面」を迎えているとの見解を示し、26、27日の自宅勤務や今週末の不要不急の外出自粛などを都民に呼びかけた。

 東京都では25日に新たに41人の新型コロナウイルス感染が確認され、この数字はこれまで最多だった24日の17人の2倍以上。合計でも200人を超え、小池知事は会見で「このままの推移が続けば、ロックダウン(都市の封鎖)を招いてしまう」と危機感を表明した。

 このニュースが伝わった25日20時前後から、早くも都内の多くのスーパーマーケットでは混雑が見られ、レジ前には長蛇の列ができる店舗も数多く見られた。

「20時くらいから一斉にお客さんが押し寄せ、カゴいっぱいに保存がきく食料品を買うお客さんも目立ちました。特にパスタや蕎麦、インスタントラーメンなどの乾麺類、カップ麺やレトルト食品、米、そして冷凍食品の棚があっという間に空になり、26日朝の段階でもそれらの棚はガランとしたままです。また一部の野菜なども品薄状態となっています」(都内のスーパー店員)

スーパーの店員も困惑

 実際に都内では、これらの商品が品薄となっているスーパーも目立つが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、すでに全国的にマスクや紙類などの品薄状態が続いているが、別のスーパー店員は語る。

「ここ1~2カ月はマスクはほぼ入荷がない状況が続き、トイレットペーパーや箱ティッシュ、ウェットティッシュ、キッチンペーパー、クッキングペーパーが常に品切れで、入荷してもすぐに売切れてしまう。購入を求めて朝から店の前に並ぶお客さんもいるほどで、ウチではないですが、他の店舗では『朝早くから並んだのに売っていない』と怒るお客さんもいると聞いています。そこに、食品の品薄まで重なり、気が重いです」

「野菜や肉、魚などの生鮮食品は毎日のように入荷されるスケジュールになっているので、まだよいですが、インスタント食品類や乾麺、冷凍食品などは一瞬で売れて在庫がなくなるような事態はあまり想定していないので、急に発注を増やしてもすぐに入荷されるかどうか。他の小売り店からも発注が殺到しているでしょうから、難しいかもしれません。これ以上イレギュラーな日が続くと、疲れます」

 こうした小売り店での状況を受け、インターネット上では以下のように“買い占め”を目の当たりにする声が多数あがっている。

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