Amazon(アマゾン)プライム・ビデオより

 東京都の小池百合子知事は25日夜の会見で、今週末の不要不急の外出自粛を要請した。26日午後には、神奈川県の黒岩祐治知事と埼玉県の大野元裕知事が同様の自粛要請を行った。千葉県の森田健作知事は今週末の都内への外出自粛を要請した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、妥当な要請である。

 しかしなにも、外出できないからといって嘆くことはない。週末は自宅でテレビを見たり、音楽を聴いたり、読書をしたり、思いっきり楽しんで、学びを深める貴重な時間にしてもよい。避けたいのはテレビを漫然と見て過ごしたり、むやみに新型コロナの情報を追って暗くなってしまうことだろう。

 そこで今回、Amazon(アマゾン)プライム・ビデオで見られる、楽しみながら学びにもつながるドラマ、5作品をセレクトしてみた。

1.ヴィープ

 ヴィープ(Veep)とは補佐役(Vice President)の略で、本ドラマでは副大統領を意味する。ジュリア・ルイス=ドレイファスが演じるアメリカ女性副大統領が政治騒動を鎮めたり、でっち上げ記事に直面したり、政治資金を多額寄付してくれる企業の要求に応えようとしたり、大統領のメンツを立てようとして右往左往する政治コメディ。制作はイギリスで、アメリカの政治をシニカルに描いている。シーズン6まで配信中。

2.ナチ・ハンターズ

 舞台は1977年のニューヨーク。逃げ延びて社会に紛れているナチスの高官を追い詰める、ナチ・ハンターズのリーダーを演じるのは、アル・パチーノ。ユダヤ人青年ジョナは、強制収容所で悲惨な目に遭ったことのある祖母ルースと暮らしているが、その最愛の祖母の命が何者かに奪われてしまう。ナチ・ハンターズの存在を知り、ジョナはそこに飛び込んでいく。スリリングな復讐劇だが、歴史の悲劇を思い起こさせ、差別の問題も浮き彫りにする。シリーズ1まで配信中。

3.ビッグ・リトル・ライズ

 海辺の高級住宅地で暮らす、小学生の子を持つ母親たちが、チャリティーパーティーで見つかった死体に脅かされる。セレブな母親とそうじゃない母親との対立、子どものいじめ、DV夫、不倫などが、そのことによって浮き彫りになってくる。ゴールデン・グローブ賞4冠、エミー賞8冠を制覇した人気作。母親たちを演じるのは、ニコール・キッドマン、リース・ウィザースプーンらの大物女優。原作は、オーストラリアのリアーン・モリアーティの小説『ささやかで大きな嘘(原題 Big Little Lies)』。シーズン1を配信中。