3月30日、新型コロナウイルス性肺炎により29日に志村けんさんが逝去したとのニュースが日本中を駆け巡った。

 40年以上、日本のお笑い界の第一線を走り続け、多くの笑いを提供し続けてきた志村さんの訃報を受けて、悲しみに暮れる声があふれている。

 テレビ局各社が志村さんの追悼番組を企画しているほか、ネット配信でも志村さんのコントなど過去の動画への注目度が高まっている。そんななか、秘かに関心が集まりつつある動画が、2016年に公開された『キリン氷結』のウェブムービーだ。

『キリン氷結』では、さまざまなタレントが東京スカパラダイスオーケストラ(スカパラ)と共演しているが、志村さんも得意の三味線を弾いてスカパラとセッションを楽しんでいる。志村さん扮する“バカ殿”も登場するため、志村さんを追悼する思いで鑑賞する人が多くいるようだ。

 志村さんは所属していた「ザ・ドリフターズ」のなかでギターを担当していたが、三味線もプロ級の腕前。テレビで披露する機会は少なかったうえ、お笑いのイメージが強かったため、若い世代にはあまり知られていないが、今、あらためてその音楽センスを評価する声が高まっている。

 志村さんの訃報後にこの『キリン氷結』を見た人たちからは、

「この三味線弾いてる志村さんは本当にかっこよくて何度も見てる」

「志村さんは日本の宝だった」

「まさに本物のコント師」

などと称える声が続出。

 また、「KIRINさん。このCM。 今、流してもらえないかな」と、再びテレビで放送されることを望む声も多くあがっている。

 本CMで共演したスカパラの谷中敦も30日、自身のツイッターで「志村けんさん。悲しいです。在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします」と追悼のコメントを出した。

 志村さんは、本当に老若男女に広く愛されたコメディアンだった。

(文=編集部)

関連記事

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ