NEW
いちファンが見た、若すぎたセンターの4年間【後編】

平手友梨奈はワガママだったのか?大人に支配されるな、と大人に歌わされた欅坂46の真実

文=ガリバー
【この記事のキーワード】

, , ,

平手友梨奈はワガママだったのか?大人に支配されるな、と大人に歌わされた欅坂46の真実の画像5
ソニー・ミュージックレコーズより発売された『欅坂46 LIVE at 東京ドーム〜ARENA TOUR 2019 FINAL〜』ブルーレイ版ジャケット

8枚のシングルと1枚のアルバム

 欅坂46はこれからも続いていく。そして確実に変化をしていく。となれば、平手友梨奈と共に過ごしたこの8枚のシングルと1枚のアルバムもまた、今後まったく違う性質を持つものに変化していくことは避けようがないだろう。平手がセンターとして存在しているからこそ作られた楽曲たちがあり、平手がいたからこそできたステージがあった。彼女が真ん中に、先頭に立っていたからこそ成立し得た欅坂46というグループがあったことは、疑いの余地がないものである。

 それらの楽曲たちは、これからも歌い継がれていくだろう。これまで、2nd ANNIVERSARY LIVEや平手不在のイベント時にもそうであったように、誰かが代わりを務めながら、楽曲たちは生き続けるだろう。もちろん、同じような楽曲は平手のいない欅坂46には生み出せないだろうし、またその必要もないだろう。欅坂46は、これまでは平手の及ぼす影響があまりに大きかったとはいえ、多くの非常に魅力的なメンバーで構成されたグループである。しかし、平手が在籍していたことによって、そのことが伝わりづらかった側面もあるだろう。これからは、そのような環境も変わっていくはずだ。

「脱退」後の平手友梨奈

 平手友梨奈はまだ18歳である。これだけの重責を担いながら彼女は、アイドル界、芸能界の最前線で戦い続けてみせた。14歳にしてセンターという重責を負い、18歳での脱退に至るまで、どれだけの葛藤と苦労と、努力とがあったかわからない。筆者をはじめ多くのファンは、そんな平手友梨奈の姿に魅了されてきた。彼女のその足跡は、一連の楽曲と共にアイドル史に燦然と輝き続けるであろう。筆者は、平手友梨奈の姿を忘れない。たった4年間ではあったが、それは非常に濃密なものであった。

 脱退発表直後の彼女の沈黙。そこにも、彼女の人間性が詰まっていたように思われる。この沈黙に対しても、それが彼女のワガママさと傲慢さ、無気力さと独善性の証左だという人がいるならば、もはや筆者は彼らに語る言葉を持たない。

 彼女は次の一歩を踏み出した。女優として、表現者として、これからも新たな道を見せてくれるであろう。しかしその原点にあるのが欅坂46であることに変わりはない。彼女が巣立ったあとの欅坂46がこの先変化を遂げ、そしてひとりで活動する平手友梨奈と互いに影響を及ぼし合うような関係になれたなら、どれだけ素敵だろうか。筆者はこれからも、平手友梨奈そして欅坂46の変化と成長を、楽しみにしていきたい。(【前編】はこちら

(文=ガリバー)

平手友梨奈はワガママだったのか?大人に支配されるな、と大人に歌わされた欅坂46の真実の画像6

●ガリバー
アイドルのライブに通い始めて14年目。メジャーアイドルからインディーズ、地方アイドルのライブや握手会まで、年間約300回ほど足を運んでいます。大阪の地を拠点に、北は北海道から南は沖縄まで全国を回ります。現在は坂道シリーズを中心に、乃木坂46では齋藤飛鳥さん、岩本蓮加さん、筒井あやめさん、欅坂46では小池美波さん、藤吉夏鈴さん、山崎天さん、日向坂46では齊藤京子さんを推しています。<Twitter:@gulliverdj>

関連記事

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ