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さらに、「子どもには学校を通じて配る」という点については、以下のような説明を受けたという。
「教科書を配るシステムっていうのは各学校の何学年に何人、人がいるって全部わかっているわけですよ。そのシステムを使って配送するので、これもすみやかに配送できるはずだ」
これを踏まえて、篠原氏は「ただ、学校にしばらく行けないという状況ですから、これがいつ本当に生徒に渡るかはわかりませんけども。政府としては、それなりに工夫をして考えて実行した政策なんだということです」と語った。
さらに、これまでの内容をもとに、以下のように総括している。
「確かに高齢者の方が安心して、スーパーとかドラッグストアに並ばないでくれれば、それなりに現役世代にもマスクっていうのが回ってくるかなぁとも思いました。配送システムの工夫も『なるほどなぁ』と思いました。ただ、これは安倍総理や官房長官が、やっぱり十分に説明しているとは言えないですよね」
この解説に対して、ネット上では「簡潔でわかりやすい」「テレ東の良心的な報道でありがたい」といった声が上がる一方で、「なんか高齢者をバカにしすぎな気がする」「いまいち説得力ないな」「だいぶ苦しい言い訳だし、批判されたから辻褄合わせたっていう後付け感がすごい」「それなら高齢者の家だけに配ったほうが効率的では?」という声が上がるなど、賛否両論が飛び交っている状況だ。
安倍首相は4月7日に緊急事態宣言を発令して翌8日から効力を発生させる方針のようだが、果たしてどうなるのだろうか。
(文=編集部)