朝ドラ『エール』古山裕一は養子になるのか?関内家の銭湯通いは当時の庶民の大切な娯楽の画像1
NHK連続テレビ小説『エール』」より

 ようやくヒロイン・関内音の物語がスタートしたNHKの連続テレビ小説『エール』第2週。まっすぐで勝気な少女の活躍に、本来の朝ドラらしさを感じた人も多いだろう。早速、4月6日(月)~4月10日(金)までのあらすじを振りかえってみたい。

父の死を乗り越え、かぐや姫を熱演

 まずは、第1週の古山裕一パートの続きから。

 クラスのいじめっ子たちをまとめていたガキ大将の村野鉄男(込江大牙)に、実は詩を書く才能があると知った裕一。「将来は詩人だね」と、その才能をほめたたえるが、魚屋を営む貧しい鉄男の家では夢を見ることは許されなかった。

 後ろ向きな鉄男を勇気づけようと、裕一は鉄男の書いた歌詞に曲をつけると約束。しかし、曲が完成する前に鉄男の一家は夜逃げをしてしまう。裕一は別れを惜しむように、作詞・鉄男、作曲・裕一の曲を歌った。

 また、父の三郎(唐沢寿明)が抱えていた融資と養子の件は、「喜多一」にある骨董品をすべて売りに出すことで、なんとかしのいだ。

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 ヒロインの関内音(清水香帆)は、豊橋市で馬具の製造販売を行う関内家の次女として生まれた。男尊女卑の風潮を嫌う利口で活発な音は、学芸会のクラスの出し物で、女子生徒の多さを生かした演目を提案する。その結果「竹取物語」に決定し、自身が主役のかぐや姫を務めると思い込んでいた。しかし、蓋を開けてみると音はおじいさん役だった……。

 意気消沈する音は、穏やかな性格の父・安隆(光石研)と共に向かった教会で、世界的なオペラ歌手の双浦環(柴咲コウ)の歌に圧倒され、歌手を夢見るようになる。

 そして、双浦環のアドバイスもあり、真剣におじいさん役を務めようと努力する中で、出張中だった父の訃報が音を襲う。

 突然の出来事に理解が追いつかない音たちだったが、毎週木曜日恒例の銭湯へ家族全員で行くことに。いつも通り、銭湯帰りにだんご屋へ寄り、父の思い出話をしていると、姉妹はようやく父の死を実感し始め号泣。母の光子(薬師丸ひろ子)から、思い出が消えない限り、お父さんはそばにいると諭され、悲しみを乗り越えようとする。

 学芸会当日、かぐや姫役のクラスメイトから「代わりに役をやってほしい」と頼まれた音。急な役の変更にもうろたえず、見事にかぐや姫を演じ、ラストの別れのシーンでは、父の死とクロスして、心のこもった「朧月夜」を歌いきった。

 先週の放送では、父の突然の死を乗り越えようとする音に対して、ツイッター上に「感動した」「泣けた」という声が集まった。また、柴咲コウ演じるオペラ歌手・双浦環の美声への称賛も忘れてはならない。

 今週は裕一パートへ戻り、その後の音楽活動に勤しむ様子が放送される。そして、またもや養子問題が勃発する。果たして、喜多一の運命は? 裕一は養子となるのだろうか?

交流の場でありエンタメ施設だった銭湯

 今回は、関内家の恒例行事となっていた「銭湯」にスポットを当ててみよう。

 銭湯の歴史は古く、6世紀に仏教の教えのひとつとして日本に入ってきた。穢れを落として身を清めることを目的に、次々と寺院に浴堂がつくられ、奈良の東大寺などでは、今でも当時の浴堂を見ることができる。

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