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セリア、今買うと後悔する商品4選…すぐ壊れるピンチハンガー、ランドリーネット

文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio
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 長らく続く不景気で、外食産業などを中心に消費の冷え込みが深刻化するなか、100円ショップ業界はいまだに好調を保っている。そんな100円ショップ業界で、売り上げ2位を誇るのが「セリア」だ。

 セリアの人気を支えているのは、緑や茶色といったナチュラルなブランドイメージと、機能的かつモダンなつくりの商品たち。「100円ショップはセリアが一番好き」と語る愛好者たちも少なくないし、そういった声を反映するかのように、昨年7月から9月末までの売り上げ総額は、なんと879億6900万円を記録するに至った。

 今春も、新生活に向けたさまざまなアイデアグッズを販売しているセリア。しかし、なかには使い勝手がイマイチな商品も散見されるのが現状だ。今回「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」では、独自リサーチに基づいて「この春、買ってはいけないセリアの商品」を4つ選出したので、紹介していこう。

ピンチハンガー 折りたたみ式 24P/110円(税込、以下同)

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 冬の曇りがちな気候も映り変わり、カラッとした日も差し込み始めたこの季節。洗濯に勤しみたい気分になりそうなものだが、そんなときにセリアの「ピンチハンガー 折りたたみ式 24P」を使うのは、避けたほうがいいかもしれない。

 横長のハンガーで、数多くの洗濯物を一気に干せる便利アイテムではあるのだが、どうやら耐久力に難があるようなのだ。実際、SNS上でも「すぐ壊れた」というレビューが散見されている。洗濯物を干すハンガーなのに、紫外線を浴びると劣化しやすいポリプロピレン製だというのも、不安を煽るところ。

 なお、使用しないときは半分に折りたためる仕様なのだが、チェーンやフック、とりわけピンチ部分が絡みやすい。次に使うときは慎重に開くようにしないと、絡んだピンチ同士に余計な負荷がかかり、思わぬ破損につながりかねないのもマイナスポイントである。110円という低価格ではあるが、他の100円ショップで類似品を買うのが賢明だろう。

用途のわかる 黒シャツ用ランドリーネット/110円

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 洗濯グッズからもう一品取り上げよう。セリアの「用途のわかる 黒シャツ用ランドリーネット」は、黒シャツをこれに入れれば、糸くずの出やすい白タオルなどと一緒に洗濯しても、ホコリや糸くずが付着しにくいという商品。しかし、そう上手くはいかないようだ。

 実際に手に取ってみると、まずはメーカー品に比べて、ネット部分の生地の薄さがかなり気になってしまう。「これで本当に機能してくれるのか」と疑念を抱きつつ洗濯してみたところ、残念ながら嫌な予感は的中し、糸くずが黒シャツについてしまっていた。

 また、ファスナー部分が金属製で、テーブルなどに置いてまっすぐ開かないと、柔らかいネット部分からすぐに外れてしまうのも欠点。メーカー品の多くは、ファスナー部分に弾力性のあるプラスチックを使っているが、本品を使用したあとだと、その理由にも納得できる気がする。いくら安くても、壊れやすくて汚れも防げないようでは無意味だといわざるを得ない。

すみっこの汚れ落とし/110円

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 気候も穏やかになり、気分が一新する春の季節。いつも見逃しがちなトイレの水回りを掃除してリフレッシュ、なんて計画を立てている人もいるのではないか。だが、そこでセリアの「すみっこの汚れ落とし」を使うのは、少し考えものだ。

 この商品は、15cmほどの樹脂製の平たい棒の先に、ポリエステル製の不織布がついたお掃除グッズで、便器の隙間や水洗タンクの入水口を洗うのに役立つ。洗剤いらずで、汚れも取りやすい。

 ところが、使っているとあっという間に本体が汚れてしまい、完全に使い捨てなのだ。不織布部分も大きくないうえ、内容量も3本と少なめ。「所詮は100円ショップクオリティ」だと割り切れる人にしか、おすすめできない商品である。

トイレの便座ハンドル/110円

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 トイレ関連グッズを、もうひとつ取り上げておきたい。セリアの「トイレの便座ハンドル」は商品名のとおり、トイレの便座に取りつけることで、便座を直接触らなくてもよくなるというアイデア商品だ。

 便座に触れるのは確かに気が引けるものだが、そもそも便座をこまめに掃除していれば、わざわざこの商品に頼る必要はないだろう。それに、用を足したあと、きれいに手を洗いさえすれば済む問題でもある。

「不特定多数の人が利用する外のトイレで使いたい」という需要ならば理解できるが、あくまでも本品は家庭用。さらには、便座の裏面が平らで、凹凸のないものでなければハンドルを取りつけられないという条件もマイナス。機能自体に取り立てて不備があるわけではないが、かといって“買うべき”商品にも分類できないだろう。

――この春、セリアは新生活に向けた良品をいくつも展開しているが、それと同時に、買ってしまったら“安物買いの銭失い”に陥りかねない商品があるのも事実。セリアでの買い物前にはこの記事をチェックし、ハズレ商品を回避するよう意識してみてほしい。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

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エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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